1: 朝一から閉店までφ ★ 2025/08/29(金) 16:39:03.03 ID:mQJ65NUP 2025-08-29 07:20ORICON NEWS InstagramやTikTokで話題の「江戸時代の走り方」をご存じだろうか。足の力を抜いて角を曲がるなど、現代では見られないユニークな走りが注目を集め、ショート動画の総再生回数は1億回を超えている。 発信者の大場克則さんは“神足歩行術”という日本古来の走りに魅せられ、その研究と発信を続けている。資料は浮世絵や数少ない文献のみというところから、 いかに当時の走り方を再現していったのか。『鬼滅の刃』をはじめ、アニメや漫画で見られるヒーローたちの走り方との共通点についても話を聞いた。 引用『1分間に288歩 忍者のように高速で走る練習』 ■”原点”を探りたくなった…浮世絵から習得した「神足歩行術」 ――そもそも「江戸時代の走り方」に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか? 【大場】2013年頃、100kmマラソンの途中で膝を痛めてリタイアしたのがきっかけです。もともとその4~5年前くらいから、仕事のストレスで通勤電車もしんどくなっていて、ある日1駅歩いてみたら気分が良くなったのです。そこから段々とフルマラソンも走るようになりました。 友人に100kmマラソンを勧められて軽いノリで出てみたら、やっぱり100kmは全然違う。フルは走れても、65kmあたりで膝が痛くなって関門に間に合わずリタイアしてしまいました。 それがものすごく悔しくて。練習不足だとわかってはいたけど、悔しさの方が勝って、100kmを走るにはどうすればいいか調べ始めました。普通ならランニング教室とか実績のある先生につくと思うのですが、なぜか古武術の先生の話が妙にハマって。 江戸時代の飛脚は1日100~200km走ったとか、京都まで3日で走ったとか、そういう話が心に響いて、「自分もできたらすごくない?」と根拠もなく燃えて。そこから気づいたら、その道に入っていった感じです。 ――研究の際にはどのようなものを参考にしていたのでしょうか。 【大場】最初は古武術の先生の話に惹かれたのですが、もちろん走りの専門ではない。ただ「昔の人はこうだったらしい」という話があるだけで、 具体的な走り方はわかりませんでした。それでは物足りないなと思い、もっと文献など“原点”を探りたくなって。2014年後半から国会図書館に通って調べ始めました。 そこで「神足歩行術」っていう“神の足の 歩き方”があるらしいって情報を見つけて、何とか資料を探し出しました。 ――どんな資料だったのでしょうか? 【大場】昔の技術は、師匠が弟子に口伝えで教える一子相伝の世界なので、文献には断片的なことしか書かれていませんでした。視覚的な手がかりとしては、飛脚を描いた”浮世絵”なども参考にしています。 多くの絵師が共通して描く動作のなかに、実際の身体の使い方まで反映されている可能性があると考えたからです。たとえば菱川師宣の「吉原の躰(てい)」では、膝を曲げて前傾姿勢になり、つま先で歩くような特徴が見られます。谷釜尋徳氏の著書『歩く江戸の旅人たち』(晃洋書房)も、 外国人が日本人の歩き方に驚き、それを記録していたことが紹介されています。こうした浮世絵や国外の視点による記録などの文献が、当時の日本人の歩き方を知る手がかりとなっています。 それらの断片を拾っていくと、なんとなく形が見えてきました。最終的には、自分の体を使って書かれていることを試行錯誤しながら再現して、自分のホームページや動画に記録しています。 ■アニメや漫画のキャラクターに通ずる“前屈み”で走る共通点、なぜ速く走れる? 引用元: ・『鬼滅の刃』キャラ、なぜ前屈みで走る? 日本古来の走り方“神足歩行術”を再現するプロが解説 [朝一から閉店までφ★]…