1: 煮卵 ★ RCJe7N169 2025-09-07 16:31:40 農水省は5日、米の輸出拡大に向け、冷凍食品や加工品の試食会を、東京・霞が関の農水省で開いた。冷凍のすしや弁当など、7社の製品や解凍技術などを紹介。政府は米の輸出量を2030年までに現状の約8倍の35万トンまで拡大する目標を掲げる。試食した小泉進次郎農相は「目標を達成できると確信が持てるくらいインパクトがある製品だ」と強調した。 cool-japan(東京都墨田区)は、今夏から米国で販売を始めた冷凍すしを紹介した。冷凍すしは本来のおいしさを保ったまま解凍する技術が鍵だ。同社は、生石灰が水に反応すると高熱が発生する化学反応を利用した容器を採用。容器の底から蒸気で温める。この技術で「ネタは冷たくシャリは温かい状態」(同社の柿沼寛之代表)を実現。米国の高級ECサイトで1セット(10貫)当たり40ドルの商品などを販売している。 ビーエイトシー(福岡市)は冷凍の弁当を紹介。昨年11月以降、米国やカナダで累計5万食以上販売されている。 小泉農相は、増産で米が余ることに懸念する声が出ていることに触れた上で、人口減少や高齢化が進む中「世界のマーケットを取る以外に(選択肢は)ない」と強調。「農水省として、米関係の製品の輸出をしっかり後押ししていく」と述べた。 (森市優) [日本農業新聞] 2025/9/7(日) 12:11…