1: 煮卵 ★ FEMTMlHr9 2025-09-07 18:23:29 石破茂首相は7日、辞意を固めた。複数の政府、自民党関係者が明かした。午後6時から官邸で記者会見する。自身への事実上の「退陣勧告」となる自民党総裁選前倒しの実施が現実味を帯びる中、その結果が公表される8日を前に、自ら引く決断に追い込まれたとみられる。 今回の辞意報道をめぐり、小泉進次郎農相の6日の行動が、永田町で関心を集めている。 進次郎氏は6日夜、かつて自発的辞任に追い込まれた菅義偉元首相とともに総理公邸に入った。首相の今後について協議したとみられている。菅氏が公邸を退出した後も公邸に残り、2時間にわたり石破首相とひざ詰め協議した進次郎氏は、一部報道によると、党内の情勢を踏まえて、石破首相が自発的に辞任するよう説得したのではないかとする見方も伝えられている。進次郎氏は石破政権の一員で、コメ政策をめぐり石破首相と二人三脚で改革方針を進めてきた立場でもある。 その進次郎氏は2021年9月、当時環境相として仕えていた菅氏が「菅おろし」のさなかに自民党総裁選への立候補を模索していた際、不出馬も選択肢の1つだと説得した経緯がある。結果的に出馬を断念した菅氏と官邸で会談した後、報道陣の取材に応じた際、進次郎氏は涙を流し、「あらゆる選択肢を含めて総理に進言した。ボロボロになっても総裁選に突っ込めという声もあったが、私はその立場ではなかった」と述べ、不出馬も選択肢の1つとして伝えていたことを明かし、「判断するのは総理だった」と述べたことがあった。 今回も、結果的に進次郎氏との「2時間会談」から一夜明けた7日、石破首相は辞意を固めた形になった。 進次郎氏は「ポスト石破」の最有力とみられている。5日の閣議後会見では、総裁選前倒しの議論をめぐり「今の局面でいちばん大切にしたいのは、党内が一致結束すること」と述べていた。党内には、もし総裁選前倒しとなった場合、石破首相が衆院解散・総選挙に踏み切るのではないかとの見方もあったが、自身は解散総選挙には否定的な認識を表明。「石破総理の中でも今、党内がこのままでいいと思っているわけではないと思う。とにかく一致結束できるには(どうするか)、そういった責任あるお考えを持ちながら今、考えておられると思う」と述べていた。 [日刊スポーツ] 2025/9/7(日) 17:20…