1: 名無しの旅人 2025/08/22(金) 11:12:28.27 ID:??? TID:zuuchan 森林や山より癒やされる海 ホワイト氏らは、ブルースペースの研究を始めて間もない頃に、英国の4255人のデータを分析して、どのような自然環境が回復感(落ち着き、リラックス、元気の回復、リフレッシュ)を得るのに最も適しているかを調べた。その結果、人々は海辺を、森林や山よりもわずかに高く評価していることが分かった。 それはなぜか? ブルースペースに関する著書がある英ブライトン大学のキャサリン・ケリー氏は、海辺のスケールの大きさ、つまり没入感のある波の音と、どこまでも広がる景色が関係しているのではないかと考えている。 「海辺に行くと、自然と水平線に注意が向かいます。そうすると畏敬の念が湧いてきて、自分が抱えている問題を俯瞰(ふかん)し、自分はより大きなものの一部であると感じることができるのです」と氏は言う。 私たちは、途方もなく大きいものを目の前にして、自分の小ささを実感したときに畏敬の念を抱く。この感情はストレスを軽減し、目的意識を高め、無私の行動をとらせることが知られている。 1989年に提唱され、現在でも広く受け入れられている「注意回復理論」によると、精神的な疲労を最も回復させる風景には「穏やかで魅力的」な傾向があるという。つまり、私たちの注意を引きつけるダイナミックさがある一方、私たちの心をリラックスさせてくれる予測可能性がある風景だ。海洋社会生態学者のイースキー・ブリトン氏は、海の波はこの条件にぴったりだと言う。 海の波がストレスに与える影響については、厳密な研究は行われていない。しかし、フラクタル(浜辺に打ち寄せる波のように、異なるスケールで繰り返されるパターン)を見ることは、私たちの脳波の変化と関連があり、リラックスしていることを示すアルファ波を増やすという証拠がある。 詳しくはこちら 引用元:…