韓国ネットの反応 韓国ネット掲示板で「孫悟空の起源」について興味深い議論が紹介されていました。投稿者は「孫悟空は中国で生まれたキャラクターではなく、インドのヒンドゥー神話に登場する猿の神・ハヌマーンに由来する」と指摘しています。この説によれば、インド神話に登場するハヌマーンが、仏教の伝播を通じて中国に伝わり、やがて『西遊記』の孫悟空の姿に結びついたという流れです。特に、大乗仏教が成立する過程で、ヒンドゥー神話に由来するさまざまな神格や物語要素が取り込まれたとされています。その中に「猿の神」のイメージが含まれ、中国で物語として再構築されたのが孫悟空だという見方です。孫悟空とハヌマーンは、どちらも「主人に忠誠を尽くし、超人的な能力を発揮して助ける存在」という点でよく似ており、この共通性から「ほぼ同じキャラクター」とする人もいます。もちろん「どこが本家か」を厳密に決めること自体に大きな意味はない、という意見もありますが、「孫悟空=中国」という認識が一般的である中で、そのルーツがインド神話まで遡れるという事実は意外に感じられる部分でしょう。この記事へのコメントはこちらからお願いします。…