10 :おさかなくわえた名無しさん 2012/02/09(木) 11:15:13 ID:jHmE16t/ 今年の正月の次の週に連休があっただろ 俺は仕事の都合で遅い正月休みをとって実家に帰省していた 実家はかつて農業と林業で栄えたという典型的な過疎 今では限界集落っていうのか 要するに年寄りばっかりが住んでる寂しい所だ 俺が帰っていたとき、ちょうど地域の人たちが総出で屋根の雪下ろしをすることになった そこに10世帯が住んでいるとすると、1世帯から1人、計10人が協力して10件を廻るというシステムだ ヒマだったので俺も飛び入り参加 最初は不慣れな作業でみんなの足を引っ張っていたかも知れないが、 その内あうんの呼吸みたいなものができ、作業効率がどんどん高まるのが分かってきた 作業中、何人か屋根から落ちた人もいたけどすぐに周りが気付いて救いあげることもできたしw で、次の家に向かうのかと思いきやそこはスルー 今まで廻ったどの家よりも積雪が高く、玄関から道路へ出るのも容易じゃないだろうという有様 わけを聞いてみたら、 「あの家、60代の夫婦が住んでいるんだけど、 『自分らは高齢のため、屋根に上がることができない 地域の除雪は地域住民が協力してやってくれ』だとよ こちとら70、80の爺さんでも参加してるというのによ」 「それでも同じ地域の人間だし、雪で屋根が潰れたりでもしたら俺らもバツが悪いと思ってよ 何度か除雪してやったことはあるけど、『そっちに下ろすな!あっちだあっち!』とか文句言うだけだ」 「○○党支持者の左巻きさんは偉いから、自分は手を動かしちゃいかんのだよw」 「こんな奴、助けてやる義務があると思うか?」 都会ならともかく、みんな名前も顔も知ってるような集落で助け合いの精神がない、 おまけに左巻きという奴は雪の下敷きになってとっととタヒねばいいと思った…