「宿命のパートナー」日韓、インタビュー(KOREA WAVE) 政策研究大学院大学(GRIPS)の道下徳成教授は、インド太平洋地域における最大の安全保障上の懸念は「台湾海峡」だと評価した。「台湾統一」を推進する習近平・中国国家主席が、政治的な不確実性を低減するために軍事的な危機を意図的に煽る可能性があるという。中国の軍事力増強に加え、北朝鮮が韓国に対して全面戦を仕掛ける能力がない現状を踏まえ、第2次トランプ政権下では、日米・米韓連合作戦計画の統合を進めるべきだとも主張した。 道下教授は次の点を強調した。 「日本と韓国が朝鮮半島有事に備えてそれぞれ作成した作戦計画を統合するのは困難だが、検討する価値はある。日韓両国が作戦計画の公開に慎重になるのは理解できるが、安全保障環境の変化に応じて進化させていく必要がある。韓国で、日本が作戦計画の統合を機に有事の際に自衛隊を朝鮮半島に介入させようとしている、という懸念は事実と異なる」 「日本国内では、作戦計画を統合すると多数の核兵器を保有する北朝鮮の直接的な標的になるという慎重論と、問題ないという統合論が共存している。日韓間の安全保障協力を強化すれば、抑止力が高まるだろう」 (引用ここまで・太字引用者) 韓国の経済紙、マネートゥディが日本の識者に「米中新冷戦下での日韓協力」について語っています。 冒頭記事以外にもふたつほどあるのでURLをリンクしておきましょうか。 どれもこれも日韓が安保協力に一歩踏み出すことで対北朝鮮、対中国への抑止力を強化することができるって話をしているのですが。 まあ、観念的、概念的には理解できる。 地政学的にも正しいし、「唯一の正解」とまではいかないけども太平洋側への抑止という意味では大正解。 ただ、安保面において韓国は信頼できるパートナーにはなり得ないってことだけが問題っすかねー。 「いや、そんなことはない。韓国は対中でも信頼の置けるパートナーになり得る」というのであれば、証明してみせればいいんですよね。信頼ができるかどうか。 たったひとつの簡単な方法がありますよ。 韓国海軍に「航行の自由作戦」に参加させればいいんです。 あるいは台湾海峡を通過させればいい。 南シナ海でやっている日米比印の合同訓練に参加でもいいですし。 「中国に対抗する」ことを口じゃなく、行動で示させればいい。 そんなことひとつもやってない中で、「韓国と協力することが対中国の抑止力となる」とか言われてもちゃんちゃらおかしいんですよね。 太字部分なんかも韓国の勘違いで、「日本は常に朝鮮半島に対して野望を燃やしている」とかもうホント勘弁してほしいんですよ。 もう併合はこりごりですわ。 note.comで楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 中味は長編記事。最新の記事は「 「スマホ向き」「分業体制」「フルカラー」……で、そのウェブトゥーンは面白いですか? 」となっています。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…