「179人の惨事」務安空港、半径5キロだけ鳥の危険管理···「試験違反」(ニューシス・朝鮮語) 179人が死亡した12・29旅客機惨事が起きた務安国際空港が法規上の基準である半径13kmではなく、5km以内の範囲でのみ鳥類衝突の危険を管理したという問題提起が出た。 国会12・29旅客機惨事国政調査委員である共に民主党チョン・ジンスク議員は14日、韓国空港公社の「務安空港バードストライク危険管理計画」資料を分析した結果、惨事当時務安空港は「鳥類など危険管理計画」を標点基準で5km以内だけを管理していたことが確認されたと明らかにした。 惨事が起きた2024年、務安空港の潮流衝突危険管理計画には、実際の潮流衝突予防活動地域を「空港半径5km以内」に設定したのだ。 しかし、これは上位法令と国際民間航空協約付属書により制定された国土交通部告示「鳥類など野生動物衝突危険減少に関する基準」に外れる。 該当告示には空港周辺を「空港標点基準13km以内」と規定し、鳥類など野生動物の衝突危険をどのように管理するか計画樹立を義務としている。 危険管理計画には鳥類・野生動物生息地、個体種類と数、移動状態と季節別推移などが含まれなければならない。 これは航空機が鳥類の移動を事前に認知し、高度変更など予測対応できるようにするための最小限の安全基準だとチョン議員は説明した。 実際、務安空港が法定基準である半径より管理範囲を縮小運用したとすれば、機体が危険を認知・回避できる時間と距離自体が構造的に減るしかないという指摘だ。 (引用ここまで) 一昨年の12月に起きた、務安国際空港での済州航空機爆発炎上事故。 楽韓Webでも何度も扱ってきています。これがただの航空機事故だったら、うちでこんな風にして扱うことないんですよね……。 ちょっとまとめておきましょうか。 まず、直接的な原因はバードストライクでした。 バードストライクでエンジンひとつが完全に死に、かつ機長が誤って逆側のエンジンを切ってしまって全電源喪失。 車輪を下ろすことも、リバーサーを使うことも、フラップを動かすこともできなくなってしまったので胴体着陸を敢行。 それも通常の着陸方向ではなく、逆側からアプローチせざるを得なかった。 結果、通常ならぶつかることのない「ローカライザー(飛行機の水平を保つためのレーダーの一種)」に衝突することになったのです。 通常のローカライザーはクラッシャブルな構造になっていて、航空機にダメージを与えないように考慮されているのですが。 韓国の場合は異なっていまして。 土台がコンクリートで強化されていました。 着陸速度がかなり速かったものの、胴体着陸自体はうまくいったように見えたのですが。 機長もまさか滑走路近くにコンクリート壁があるとは思っていなかったでしょう。 結果、181名中179名が亡くなる事故となったわけです。 ……書いててもわけわからんな。 で、今度は事故現場となった務安国際空港では法律で規定されていた半径13kmではなく、半径5kmでしか鳥類の危機管理をしていなかった……とのニュース。 そっかー、してなかったかぁ……。 ざくっと計算すると面積比で法定の1/6以下だな。 ダイナミックな話だわ。 ちなみにバードストライクを防ぐための鳥類レーダーも韓国の空港にはひとつも装備されていませんでした。 あと、「2025年内に撤去する」とされていた、韓国国内空港に複数あった滑走路近くのコンクリート壁ですが、まだまだ残存していることが判明しています。 ホントこう……救われない話っすな。どこまで行っても。 新たな事実が判明すればするほど。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 成果がないのがいい成果? 韓国大統領イ・ジェミョンの訪中、訪日外交の成果をチェックしてみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…