
1: 匿名 2026/01/28(水) 18:19:57.32 ID:??? TID:gundan 中国政界に激震が走った。中国人民解放軍の制服組トップである張又侠(チャン・ヨウシア)中央軍事委員会副主席と、劉振立(リュウ・チェンリー)連合参謀部参謀長が、当局の調査対象となり、職務から外されたのだ。 これは、習近平(シー・チンピン)国家主席による、強力なライバルへの反クーデターなのか?それとも、15年にわたる反腐敗キャンペーンの一環として、汚職を一掃し、台湾への武力行使の可能性を排除しない中で、人民解放軍を強化するための動きだったのか? 今回の粛清により、現在の中央軍事委員会の構成員は、習と、その「執行者」である規律検査部門トップの張昇民(チャン・シェンミン)のわずか2人となった。 軍の最高権力機関である中央軍事委員会に、たった2人しかいなくなったというのは、習による極度の権力集中の証左だ。 毛沢東でさえ、軍事委員会には5人のメンバーを置いていた。人民解放軍は中国共産党の軍隊ではあるが、伝統的に一定の自律性も与えられてきた。中央軍事委員会は、共産党と人民解放軍の橋渡し役だ。 また、中央軍事委員会は共産党が政治的統制を貫く場でもある。習近平は中央軍事委員会の主席であり、張又侠はその筆頭副主席、事実上のナンバー2だった。 習近平はクーデターを防いだのか? 中国国防部は24日、張又侠と劉振立が「重大な規律違反および法律違反」により調査対象となったと述べた。 その後、人民解放軍の機関紙『解放軍報』が、両名の「重大な」汚職を非難する社説を掲載した。この社説は、習近平自身の承認を得たとみられる。両名の失脚の背景には、政治的な要素が見え隠れする。 同紙は中央軍事委員会内での権限の配分に言及。両名が「中央軍事委員会主席責任制を深刻に踏みにじり、破壊した」と述べた。 他にも、「全軍将兵の団結と前進の政治的・思想的基盤を深刻に損ない、攻撃した」とされ、その調査は「政治的基盤の是正をさらに進め、思想上の毒素と邪悪を一掃する」ためのものだという。 習は、かつて国家防衛相だった李尚福(リー・シャンフー)など、数多くの高官に対して繰り返し粛清を行ってきた。そのため、「習が圧力を受けているのではないか」との憶測が長年にわたり飛び交っていた。 「中国のシステムは非常に硬直的だ」と語るのは、ローマ拠点のシンクタンク、アッピア研究所所長であり、30年間中国に滞在したフランチェスコ・シスチだ。この硬直性ゆえに、「暗黙のルール」が破られると目立つという。 「将軍数十人が降格または調査対象となるような大規模粛清が行われている場合、それは捨て置ける話ではない。極めて重大なことがあったに違いない。だから私は、クーデター未遂があったのではないかと推測した」 あくまで解釈の1つではあるが、シスチの推測が正しければ、習近平の行動は「反クーデター」ともいえる。 ウォール・ストリート・ジャーナルは、中国政府内の軍関係者が、張又侠が中国の核兵器に関する技術情報をアメリカに漏洩したと説明を受けたと報じている。 だが、多くの専門家はこの説を懐疑的に見ている。中国のように縦割り構造の官僚機構の中で、張又侠がそのような情報にアクセスできたのか、アクセスできたとして、なぜその情報を漏らしたのかが疑問だからだ。 張又侠の逮捕は、むしろ習による権力固めの一環ではないかという見方もある。 シンガポール経営大学のヘンリー・ガオ教授(法学)はX(旧ツイッター)に「張を陥れる理由はいくらでもある。だが、その中にアメリカへの国家機密漏洩という理由は1つもない」と投稿した。 「一番もっともらしい説明は、これはハイレベルな情報戦だったということだ。偽の情報を海外メディアに流し、党内や軍内に蔓延る張又侠の支持者たちに圧力をかけるためのものだった」 シスチもこの見方に同意する。「張又侠の最大の過ちは、スパイ行やアメリカへの情報漏洩ではない。...... 彼が派閥を組織した、あるいは少なくとも習がそう信じたことこそが問題だったのだ」と指摘。その根拠として国営メディアと党メディアが張又侠による組織的な政治的損害を訴えていること挙げた。 習は、汚職撲滅運動によって多くの反感を買ってきた。中国経済は極度の不動産不況と、過剰に借金を抱えた地方政府によって、ますます不安定になっている。…