雇用率は歴代最高だが、失業率は2000年以降最高…雇用もK字の双極化(中央日報・朝鮮語) 国家データ処が14日発表した「2025年12月および年間雇用動向」によれば、先月の失業者数は121万7000人で1年前より10万3000人増えた。 失業者数は12月基準では統計作成が始まった1999年以後最大値だ。 失業率も同様に大幅に上昇した。 先月の失業率は4.1%で、前年より0.3%ポイント上昇した。 12月基準では2000年(4.4%)以後最高値で、新型コロナウイルス感染症の余波が及んだ20年12月(4.1%)と同じだ。 年齢別では、30代の失業者が17万4000人で、1年前より53%(5万3000人)増えた。 30代の失業率は3%で、前年より0.8%ポイント増加した。 この他に60歳以上の失業者が4万6000人増加した。 (中略) 失業率は跳ね上がったが、雇用市場全体は熱かった。 (中略) 先月60歳以上の高齢層就業者は24万1000人増えたが、20代(-14万人)、40代(-3万3000人)、50代(-1万1000人)など全年齢で就業者が減少した。 雇用率は60歳以上が42.8%で前月より0.2%ポイント増えた反面、青年層(15~29歳)雇用率は44.3%で前月より0.4%ポイント減った。 青年雇用率は24年5月以後、20ヶ月連続で減少している。 年間で見れば青年層と高齢層の雇用率も逆転した。 昨年の青年層の雇用率は45%で、21年(44.2%)以降最も低かった。 反面、60代以上の雇用率は46.7%で歴代最高値を記録した。 青年層就業者数は17万8000人が減少したが、高齢層就業者は34万5000人が増えた。 (中略) 二つの年齢帯の雇用格差が大きくなったのは、民間部門と公共部門の温度差の影響が大きい。 民間部門は建設、製造業など非IT部門の雇用創出力が落ちているうえに、経歴職採用選好現象などで雇用創出力が鈍化している。 一方、高齢層の雇用事業に焦点が合わされた公共部門の雇用事業は、毎年規模を拡大している。 (中略) 雇用環境が容易ではないため、就職も求職活動もしない「休んだ」人口も増えている。 昨年の年間基準で「休んだ」人口は255万5000人と集計された。 特に、30代の「休んだ」人口は30万9000人で、統計集計後最も多かった。 青年層の休息人口も42万8000人で、新型コロナウイルス感染症が真っ最中だった2020年(44万8000人)以後、最大値を記録した。 先月で見ると、20代の「休んだ」人口が前年より9000人増えた39万4000人で、20年12月(45万8000人)以来最も多かった。 (引用ここまで) 韓国における12月、および去年1年分の雇用動勢が出てきました。 雇用数は去年同月比で10万3000人の増加。 年代別に見ると── ・20代 -17万人 ・30代 +10万2000人 ・40代 -5万人 ・50代 -2万6000人 ・60代以降 +34万5000人 30代と60代以降しか増えていない。 この傾向はずーっと継続してますね。 人口動態をチェックすると30代は人口そのものが増えていて、この傾向はあと3年くらい続くのかな。これから40代が劇的に減っていきます。 20代は7〜8年くらい減少が続いて、その後にがくりと減少。もう取り返しのつかないことになります。 これについてはまた別の機会に語ろうかな。 んで、失業率は4.1%に増加。 12月としては2000年(4.4%)以降で最悪の数字であり、コロナ禍での20年12月と同じ数字。 雇用倍数(求人倍率)は0.39で、去年の0.4から悪化。2009年12月(0.4)以来の低い数字とのこと。 まあ、数字だけを見てもらっても分かるように、雇用情勢はどん底です。しかも、ここから本当によくなるのかどうかが分からない。 求人倍率はアジア通貨危機以来の悪さ。 失業率としてはリーマンショック以来の悪さ。 雇用そのものは一見、増えているように見えるのですが実際には「人口が増えている30代」と、「公的雇用でどうにか持たせている60代以降」しか増えていない。 大衆にとって「政治は経済であり、経済は雇用」なのですが。 雇用を準備できていない。いや、シルバー雇用は用意できているのですが、あくまでも公共部門での雇用。 市役所周辺の掃除とか、道路整理とかそうした「短時間労働者」でしかないのですね。 根本の「企業が前に出て雇用を増やす」ことができていない。 それでもまだ政権支持率は60%前後あるのですよね。 「まだ半年だから」「現状はまだ前任の大統領のせいだから」ってことなんでしょうけども。 それはそれとして「現状に耐えかねる人」も少なくないはずなんだよなぁ。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国に「言論の自由」は果たしてあるのか? 大統領を批判した人々の末路を見てみよう! 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…