【選手権】前回王者・前橋育英が初戦で散る…。神戸弘陵が池の2発で大金星! 第104回全国高校サッカー選手権大会は31日、浦和駒場スタジアムなどで2回戦が行われました。連覇を狙う前橋育英(群馬)が登場しましたが、神戸弘陵学園(兵庫)に1-2で敗れ、初戦敗退を喫する波乱が起きました。 チケット完売、超満員の中で行われた注目カード。前橋育英はJ内定3選手(久保、竹ノ谷、柴野)を擁するスター軍団でしたが、勝負どころを逃さない神戸弘陵の勝負強さに屈する形となりました。■ 神戸弘陵の10番・池壱樹が躍動! 王者を沈める2ゴール 試合は立ち上がりから前橋育英がボールを握る展開となりましたが、神戸弘陵が少ないチャンスを確実に仕留めました。前半15分:右FKのこぼれ球を、10番を背負うFW池壱樹が押し込み先制。前半40分:再び池が魅せる。左サイドからカットインして放ったミドルシュートがゴール左隅へ突き刺さり、リードを2点に広げました。 反撃に出る前橋育英は、後半31分に投入されたばかりのFW関が1点を返し、終盤も猛攻を仕掛けましたが、神戸弘陵の粘り強い守備を前に同点弾は奪えず。前回王者が初戦で大会を去ることになりました。一方、前回準優勝の流通経済大柏(千葉)や、優勝候補の一角とされる神村学園(鹿児島)、東福岡(福岡)などは順当に勝ち上がり、新年1月2日に行われる3回戦に駒を進めました。前橋育英(群馬) 1-2 神戸弘陵学園(兵庫)昌平(埼玉) 4-0 高知(高知)東海学園(愛知) 0-6 神村学園(鹿児島)岡山学芸館(岡山) 0-2 日大藤沢(神奈川)東福岡(福岡) 6-0 秋田商(秋田)金沢学院大附(石川) 0-1 鹿島学園(茨城)奈良育英(奈良) 0-1 大分鶴崎(大分)米子北(鳥取) 0-3 流通経済大柏(千葉)【高校サッカー】前年王者・前橋育成がまさかの初戦敗退 J内定3人も番狂わせ…神戸弘陵が“2年前”を再現 [阿弥陀ヶ峰★]…