【選手権】青森山田が5発快勝! 奈良育英はPK戦で難敵・矢板中央を撃破。帝京長岡、興國らも2回戦へ29日、第104回全国高等学校サッカー選手権大会の1回戦が各地で行われ、冬の王座を狙う強豪校が続々と登場した。■ 青森山田、帝京長岡が“5発”の圧倒的火力。興國は悲願の初勝利青森山田(青森) 5-0 初芝橋本(和歌山) 王座奪還を狙う青森山田は、前半8分の杉山大起の先制点を皮切りに、大場光翔、今田匠、小山田蓮、桑原唯斗が加点。隙のない攻撃で完勝した。帝京長岡(新潟) 5-0 大社(島根) 技巧派集団・帝京長岡が爆発。樋口汐音、水澤那月、そして14番・和食陽向の2ゴールなどで5点を奪い、島根の雄・大社を退けた。興國(大阪) 2-0 帝京大可児(岐阜) 注目校同士の対決は、安田光翔の2ゴールで興國に軍配。待望の選手権初勝利を挙げた。聖和学園(宮城) 3-0 那覇西(沖縄) ドリブル軍団・聖和学園は後半に畳み掛け、那覇西を完封。小杉唯斗の豪快なゴール後の華麗なパフォーマンスも注目を集めた。■ 激闘のPK戦。奈良育英が天国の友へ捧げる1勝奈良育英(奈良) 2(3 PK 2)2 矢板中央(栃木) 今大会、急逝した二人の仲間(森嶋大琥さん、東愛流さん)への想いを背負って戦う奈良育英。後半ATに同点に追いつかれる苦しい展開も、PK戦で守護神が踏ん張り、4度ベスト4の難敵を下した。山梨学院(山梨) 0(6 PK 5)0 京都橘(京都) 屈指の好カードは、最後までゴールが割れずPK戦へ。サドンデスまでもつれ込んだ激闘は、山梨学院が制した。広島皆実(広島) 2-1 専大北上(岩手) 広島皆実が前半のリードを守り抜き勝利。専大北上も後半に平山太陽のゴールで追いすがったが、一歩及ばなかった。【全国高校サッカー選手権大会】青森山田が大量5得点で1回戦突破! 広島皆実は専大北上に競り勝つ [久太郎★]…