【岡山】西川潤がファジアーノ岡山へ完全移籍。「思い描いたキャリアとのギャップ」を糧に新天地へファジアーノ岡山は27日、セレッソ大阪からMF西川潤(23)が完全移籍で加入することを発表した。かつてバルセロナ(スペイン)からの関心が報じられ、日本サッカー界の未来を担うと期待されたレフティーが、育成組織から過ごしたC大阪を離れ、J2でのリスタートを決断した。2025シーズンは鳥栖に期限付き移籍し、J2リーグ戦35試合で6ゴールを記録した。■ 「神童」と呼ばれた男の葛藤と決意西川は桐光学園高校時代、U-17ワールドカップなどで目覚ましい活躍を見せ、鳴り物入りでC大阪に入団。しかし、プロの世界では厚い壁に阻まれ、サガン鳥栖やいわきFCへの期限付き移籍を繰り返した。今季(2025年)は再び鳥栖へレンタル移籍し、J2リーグ35試合で6得点4アシストを記録。中心選手として確かな輝きを取り戻した中で、今回の完全移籍が決定した。西川はC大阪公式サイトを通じて、自身の現在地を率直に明かしている。「この度、ファジアーノ岡山へ完全移籍することになりました。皆様の前でプレーする姿をお見せすることができなかったことは、今でも悔しい気持ちがあります。自分が思い描いていたキャリアとの間にギャップを感じ、悔しい思いを重ねる時期もありましたが、今の自分があるのは、このクラブでの活躍を楽しみに待ち、支えてくださった皆様の存在があったからだと思っています。このクラブでプロデビューできたことをはじめ、ここで得たすべての経験は、僕のキャリアにおいてかけがえのない財産です。必要としてくれるクラブがあることに感謝し、ピッチで結果を出すことで、応援してよかったと思っていただける選手を目指していきます。本当にありがとうございました」また、ファジアーノ岡山公式サイトを通じ次のように意気込みを示している。「はじめまして。セレッソ大阪から完全移籍してきました西川潤です。これまでの6年間で積み重ねてきたものを、この岡山の地で発揮し、チームの力になれるよう全力で取り組みます。ファジアーノ岡山とともに、この街をさらに盛り上げていけたらと思います。応援よろしくお願いします」移籍・レンタル・戦力外「ら」スレ Part17504…