
【ラ・リーガ】久保建英、待望の今季2点目は“プロ初”のヘディング弾!…しかしソシエダは終了間際の被弾で白星逃す ラ・リーガ第17節が20日に行われ、レバンテとレアル・ソシエダが対戦した。 ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、右ウイングで先発出場。前節終了後にセルヒオ・フランシスコ前監督が退任し、ジョン・アンソテギ暫定監督のもとでリスタートを切ったチームにおいて、背番号14が圧巻のパフォーマンスを披露した。 序盤から積極的にゴールを狙う久保は17分、右足で枠内シュートを放つと、23分には負傷明けのFWミケル・オヤルサバルへ絶妙なスルーパスを供給。決定機を演出するなど、攻撃の全権を握るかのような躍動を見せる。 待望の瞬間が訪れたのは前半アディショナルタイム1分だった。オヤルサバルの守備からショートカウンターを発動すると、左サイドを突破したゴンサロ・ゲデスがクロスを供給。逆サイドからボックス内に侵入した久保がこれに反応すると、見事なジャンピングヘッドで合わせる。ふわりとした軌道を描いたボールはゴール左隅に吸い込まれ、ソシエダが先制に成功した。 久保にとってこれが開幕節バレンシア戦以来となる今季2ゴール目。さらにプロキャリア通算45ゴール目にして、記念すべき初のヘディング弾となった。得点直後、久保はサポーターに向けて手を合わせるジェスチャーで不振への謝意を示すと、バスク語で「頑張っていこう!僕たちは皆さんと共にある」と記されたTシャツを掲げ、共闘のメッセージを伝えた。 後半に入っても久保の勢いは止まらない。34分にはアルセン・ザハリャンのパスを受けてカットインから左足一閃。強烈なシュートが枠を捉えたが、ここは相手守護神マシュー・ライアンの好セーブに阻まれた。その後も42分にオヤルサバルへピンポイントクロスを送るなど、終了間際までチャンスを作り続けた。 ソシエダの勝利が目前に迫った45分、アンソテギ暫定監督は久保とオヤルサバルの両エースを下げて試合を締めにかかる。しかし、この交代が裏目に出た。後半アディショナルタイム2分、久保に代わって入ったアルカイツ・マリエスクレーナが守備時に相手を倒してしまい、痛恨のPKを献上。これをアドリアン・デ・ラ・フエンテに冷静に沈められ、土壇場で同点に追いつかれた。 試合はこのまま1-1でタイムアップ。久保の歴史的なヘディング弾でリードしたソシエダだったが、劇的な展開で勝ち点3を逃す結果となった。【スコア】 レバンテ 1-1 レアル・ソシエダ【得点者】0-1 45+1分 久保建英(レアル・ソシエダ) 1-1 45+2分 アドリアン・デ・ラ・フエンテ(PK/レバンテ)【Real】久保建英応援スレ part1441【Sociedad】…