工場などの産業分野で作業を自動化・効率化するために使われる、プログラム可能なロボットである産業用ロボット。主に加工や組立、搬送などの作業を人間の代わりに行い、生産性の向上や人手不足の解消、作業の安全確保に貢献しています。産業用ロボット業界の2024年のメーカー別のシェアは、1位がスイスのABBグループ 、2位がドイツのKUKA(現:美的集団傘下)なのですが、3位にファナック、4位に安川電機、6位にヤマハ発動機、7位に川崎重工業、9位に不二越、10位にセイコーエプソンと、日本の企業がトップ10に6つもランクインしています。そして日本の産業用ロボットの国別シェアは30.6%で、2位ドイツ(10.9%)の約3倍と、圧倒的なシェアを誇っています。次いで3位中国(6.4%)、4位デンマーク(5.5%)、5位イタリア(5.2%)、5位スウェーデン(5.2%、同率)、7位アメリカ(4.7%)、8位フランス(4.5%)、9位韓国(3.1%)、10位オランダ(2.5%)となります。産業用ロボット業界における日本の圧倒的な存在感に、海外から様々な反応が寄せられていました。その一部をご紹介しますので、ご覧ください。「日本が世界の中心だとは…」 なぜか日本が世界のガス業界の頂点に君臨する現実を米メディアが特集…