コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が2023年に発表した統計によると、オンラインで流通する漫画やアニメなど、日本コンテンツが2022年に受けた海賊版による被害は、全世界で約1兆9500億円から2兆2020億円に達し、2019年の約5倍に膨れ上がりました。また、日本の出版社や通信事業者などで作る、海賊版対策団体「ABJ」が初めて行った調査結果では、海賊版サイトへのアクセスによる「ただ読み」の被害額は、推計で年8.5兆円に上ることが分かったそうです。なおこの推計は、913の海賊版サイトを対象に、2025年6月の国別のアクセス数や平均滞在時間などを調べ30分間滞在すると単行本1冊分(500円)が読まれたとみなし、試算されています。試算の方法などによって被害額は変わりますが、いずれにしても、非常に大きな損害を受けていることが分かります。そのような中で、アメリカ人による以下の投稿が話題になっています。「日本人がアニメを違法コピーしないのに必死なのは素敵だよね。Blu-rayが出てない時には、DVDで『上映会』をやるんだ。常識的に考えたらダウンロードすればいいんだけど、コミュニティ的な側面があることをすごく尊敬してるよ」投稿者さんからすると単に「違法コピーをしない」というよりも、「できるとしても意地でもしない」という矜持を日本のネットユーザーから感じ取れるようですが、この指摘について、特に欧米人から多くの意見が寄せられていました。その一部をご紹介しますので、ご覧ください。「日本人は真面目過ぎるんだよ」 何で日本人は万能なのにこの分野だけは苦手なんだ?…