横浜M、鈴木健仁氏の新SD就任を正式発表「大変光栄…尽力していきます」 約27年ぶり古巣復帰横浜F・マリノスは16日、新スポーティングダイレクター(SD)に今季まで千葉でGMを務めていた鈴木健仁氏(54)が就任すると発表した。 鈴木氏は現役時代に日産FCファームを経て92年から98年途中まで横浜マリノスでプレー。約27年ぶりに古巣へ戻ることになる。 クラブを通じ「98年途中にクラブを離れてから27年ぶりに戻る機会をいただきました。日産FCファーム時代を含め、約9年間お世話になったF・マリノスに戻ってくることができ、大変光栄に感じるとともに、歴史と伝統のあるクラブでの仕事に責任の大きさを感じています。選手、スタッフをはじめ、ファン、サポーター、パートナー・スポンサー、ホームタウンを含め、F・マリノスに関わるすべての皆さまが、横浜F・マリノスというクラブに誇りを持てるようなクラブ、チームとなれるよう尽力していきたいと思います」と決意を示した。 鈴木氏は03年に仙台で現役引退し、翌04年から14年まで新潟でスカウト担当、15~19年に福岡で強化部長を歴任。20年に千葉でテクニカルダイレクターに就任すると、翌21年からGMを務めて今季は17年ぶりのJ1復帰へ導くなど手腕を発揮していた。 横浜Mは今季開幕から不調に陥り、一時は最下位に低迷。2度の指揮官交代を経て、大島秀夫監督(45)がJ1残留まで立て直した。今季からSDに就任した西野努氏は1年限りで退任。後任として、横浜M所属経験があり、千葉をJ1舞台まで導いた実績を持つ鈴木氏に白羽の矢を立て、名門の再建を託すこととなった。 ◇鈴木 健仁(すずき・たけひと) 1971年6月11日生まれ、東京都出身の54歳。日大藤沢高卒。現役時代はDFでプレー。90~92年の日産FCファームを経て同年から98年途中まで横浜マリノス所属。その後は京都パープルサンガ(現京都)、G大阪、神戸を渡り歩き、93年に仙台で現役引退。翌04年から14年まで新潟でスカウトを担当し、15~19年は福岡で強化部長を歴任。20年に千葉でテクニカルダイレクターに就任し、翌21年から今季までGM。移籍・レンタル・戦力外「ら」スレ Part17482…