1: 匿名 2025/12/13(土) 10:15:41.58 ID:85GLLMZF0● BE:897196411-PLT(21000) 首相「君が代の意味統一されていない」 政府見解は「天皇を象徴とするわが国の繁栄祈念」 高市早苗首相は12日の参院予算委員会で、国歌「君が代」について「歌詞の意味や解釈が統一されているわけではない」と述べた。自民党の今井絵理子氏への答弁。ただ、政府見解は「天皇を象徴とするわが国の繁栄を祈念する」という解釈だ。 ■今井絵理子氏「公式手話版を」 聴覚障のある息子を持つ今井氏は、11月に行われた聴覚障者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」の開会式で手話の国歌が披露されたことを紹介。これは全日本ろうあ連盟が作成した「国歌の手話言語試行版」で、「国の責任で公式版に格上げし、ろうや難聴の子供たちが、アスリートたちが誇りを持って国歌を斉唱できるよう環境を整えるべきだ」と求めた。 これに対し、首相は「国歌を君が代と規定する国旗国歌法では歌詞と楽曲しか定められていない。つまり、歌詞の意味や解釈が統一されているわけではない。わが国では手話は一つだけではないと承知している。統一した国歌の手話表現を定めるには留意(の必要)がある」と述べた。 ■試行版では「君」は「あなた」 しかし、平成11年に政府が国旗国歌法案を提出した際の小渕恵三首相の趣旨説明では「君が代とは、日本国民の総意に基づき、天皇を日本国および日本国民統合の象徴とするわが国のことであり、また君が代の歌詞も、そうしたわが国の末永い繁栄と平和を祈念したものと解することが適当」と明確に定義し、その後も政府見解となっている。 ろうあ連盟の手話国歌は、「君が」の部分で右手をゆっくり前へ差し出して「あなた」を丁寧に表現しており、政府見解の「天皇を象徴とする」とは齟齬が生じている。 首相答弁はそこに配慮したとみられるが、君が代の意味や解釈が統一されていないという発言は誤解を招きそうだ。(渡辺浩)…