1: 名無しのがるび 2025/12/10(水) 19:33:36.97 ID:eftIgkuc0● BE:582792952-PLT(13000) スウェーデンの首都ストックホルムの国立美術館で、クロード・モネの絵画「ジベルニーのモネの庭」に塗料を塗りつけた活動家。環境団体「Aterstall Vatmarker」公開の動画より(2023年6月14日公開)。(c)AFP PHOTO / ATERSTALL VATMARKER 気候変動対策を訴える目的でフランス人画家クロード・モネの絵画に赤い塗料を塗りつけた活動家らの裁判で、スウェーデンの裁判所は8日、活動家らに作品を傷つける意図はなかったとの判断を下し、無罪を言い渡した。作品は保護するためのガラスで覆われていた。 事件は2023年6月14日、ストックホルム国立美術館で起きた。女性活動家2人が、モネが1900年に制作した「ジベルニーのモネの庭」の保護ガラスに塗料を塗りつけ、手を接着。「(気候)状況は緊急だ」「私たちの健康が脅かされている」などと叫んでいた。 作品を所蔵するパリのオルセー美術館は事件の翌日、絵画自体に損傷はなかったと発表した。 この抗議行動では女性2人を含む6人が器物損壊の罪で起訴された。活動家らは関与を認めたが、保護ガラスのある作品を選び、除去しやすい塗料を使ったと主張。損傷の意図は否定していた。 裁判所は、額縁に一部塗料が付着したものの、絵画に永続的な損傷を与える意図は認められないとし、損害賠償の支払い義務もないと判断した。 スウェーデン国立美術館の展示担当責任者はAFPに、無罪となったとはいえ展示回復には「多くの作業」が必要だったため、裁判に進んだことは重要だったと述べた。 また、裁判所の判断へのコメントは控えるとしながらも、「一般的に目的が良いと判断される限り、このような行動が許容されるとのシグナルと受け取られかねない」と懸念を示した。(c)AFP…