川崎F 福岡MF紺野&岡山GKブローダーセンの獲得が決定的に サッカーJ1の川崎フロンターレがファジアーノ岡山からGKスベンド・ブローダーセン(28)、アビスパ福岡からMF紺野和也(28)の獲得が決定的になっていることが7日までに分かった。 ドイツ出身のブローダーセンは東京五輪の同国代表に入った2021年にザンクトパウリ(当時ドイツ2部)から横浜FC入り。昨季は移籍1年目だったJ2岡山で全38試合に出場し、昇格プレーオフ2試合を勝ち抜いてのJ1初昇格に貢献した。37試合に出場した今季もリーグ4位の103セーブを記録する堅実な守備でチームを最後方から支え、13位でのJ1残留に大きな役割を果たした。川崎Fは黄金時代を支えた鄭成龍(チョン・ソンリョン、40)が今季限りでの退団が決まり、安藤駿介(35)も引退。今季35試合に出場した山口瑠伊(27)と競い合う守護神の補強が急務となっていた。 紺野は1メートル61と小柄ながら、高い技術で巧みにボールを操る切れ味抜群のドリブルが持ち味だ。今季はJ1で36試合に出場して3得点を挙げている。FC東京を経て2023年に福岡入りし、今季から川崎Fの指揮を執っている長谷部茂利監督(54)の下で2季を過ごした門下生。加入1年目には浦和とのルヴァン杯決勝で2アシストを記録し、クラブ初タイトルに大きく貢献した。自身の特徴を知る指揮官の下、新たな挑戦の舞台となる川崎Fで攻撃陣強化へ、大きな期待を寄せられることになりそうだ。 ◇スベンド・ブローダーセン 1997年3月22日生まれ、ドイツ・ハンブルク出身の28歳。ザンクトパウリの下部組織出身で年代別ドイツ代表を経験。2021年東京五輪代表にも選ばれた。同年夏に横浜FC入りして3年を過ごし、24年にJ2岡山に移籍。1年目から主力に定着してJ1昇格に貢献し、今季は37試合に出場。J1通算66試合、J2通算73試合に出場。1メートル88、89キロ。利き足は右。 ◇紺野 和也(こんの・かずや)1997年7月11日生まれ、埼玉県出身の28歳。武南高から法大を経て2020年にFC東京入り。23年に福岡入りし、1年目にルヴァン杯初優勝に貢献した。J1通算144試合17得点。1メートル61、59キロ。利き足は左。移籍・レンタル・戦力外「ら」スレ Part17459…