1. 匿名@ガールズちゃんねる ここで言う「脳への侵入」とは、デジタルなハッキングではない。より恐ろしい、生化学的なハッキングだ。 「中枢神経系を操作するためのツールが、かつてないほど進化しています。 脳や神経に作用し、相手を眠らせたり、混乱させたり、あるいは無理やり従わせたりする化学物質を、より精密に作り出すことが可能となり、入手しやすくなっているのです。 実際に多くの国が軍事的な利用価値が高いと見て、関心を寄せ始めています(クローリー氏)」 中枢神経系(CNS)は、脳と脊髄からなる神経ネットワークのことで、私たちの思考や行動を司る指令塔だ。 AIを使って特定の神経回路に作用する分子を設計し、それをガスや微粒子として散布すれば、呼吸をするだけで、気づかないうちに脳内の化学反応を操作されてしまうことになる。 彼らは著書の中で、現在の国際条約には「抜け穴」があり、この新たな脅威に十分に対応できていないと指摘する。 だからこそ、中枢神経系に作用する薬剤や、人を無力化する兵器を厳格に監視・規制するための、新しい国際的な枠組みが不可欠だと訴えているのだ。 「何か起きてから対処するのではなく、最悪の事態が起きる前に防ぐ体制へと、管理のあり方を根本から変えなければなりません」とダンド氏は強調する。 もちろん、彼らは科学の進歩そのものを否定しているわけではない。脳や神経の仕組みが解明されることは、医療の発展など人類にとって大きな利益をもたらす。 彼らが阻止しようとしているのは、その知識が悪用され、人々の自由意志が奪われる未来だ。 2025/12/04(木) 00:41:40…