韓国の地盤沈下事故、今年169件発生…人命を奪う「地下空洞」の半数が放置(中央日報) ”人命を奪う”大規模な地盤沈下が相次いでいるにもかかわらず、その原因となる地下空洞の管理は十分に行われていないことが明らかになった。 3日、国土交通部の地下安全情報システム(JIS)によれば、「地下安全管理に関する特別法」が施行された2018年以降、全国では計1566件の地盤沈下が発生した。今年は11月までに169件に上る。 地盤沈下の発生件数は徐々に減少傾向にある(2018年338件→2024年101件)ものの、事故の規模は大きくなり、人的被害はむしろ増えている。2018年以降、地盤沈下で5人が死亡しており、そのうち4人は2022年以降の事故で亡くなった。今年だけでも2人が犠牲となった。 (中略) 国土安全管理院が2020年から今年8月までに地盤調査を行った結果、発見された空洞は955カ所だった。このうち復旧が完了したのは514カ所で、53.8%にとどまった。約半数が放置されているということだ。 (引用ここまで) 韓国で毎度おなじみとなっている地盤沈下……というか、シンクホールの発生。 こういうヤツですね。 動画で見るとこう。 一応、運転手も同乗者も命に別状はなかったとのこと(重傷)。 えーっと、これは去年の事故か。このBGMよ。 歩行者でも「バスを降りたら5秒でシンクホール」って事故もありましたね。これは10年ほど前のもの。 だからBGM(笑)。 こちらもカップルのふたりとも無事だったとのことです。吊り橋効果で結婚とかしてないですかね。 ま、そんなこんなで韓国では全国のどこかで2日1件ちょいくらいのペースでシンクホールが発生しているわけです。 2018年の338件から見たら減っている(2024年101件)、ってことなんですが……。うん。 今年すでに168件(11月まで)。 去年少なかったのはたまたまじゃないっすかね。2018年もたまたま多かっただけでは……。 2014年〜2023年で2085件起こっています。だいたい、年200件。 中には当たり年も外れ年もあるでしょうよ、ってだけなのでは。 で、シンクホールを調査して「見つけた!」ってやっているけども、5年ほどで955ヵ所見つけて復旧したのは514ヵ所。 ……社会的に無視していいやってことなんでしょうね。 道路陥没が起きても巻きこまれないことも多いし、巻きこまれてもひとりかふたりじゃんっていう。 ま、確かに橋に餃子の羽のようにつけていた歩道が落ちた時も犠牲者はひとりだけでしたからね。 これ、かつて崩落事故を起こした場所を事故前と同じように補修して、13年後にまた崩落しただけでしたから。人命の安さよ。 韓国的にはどうということのない話なんでしょう。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 迷走と株価乱高下を繰り返すウェブトゥーン、明日はどっちだ?(ないかも) あ、今回は個別コンテンツにも触れます 」となっています。 また、楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…