李大統領「戒厳令を克服した韓国国民、ノーベル賞に値する」「12月3日、国民主権の日」(聯合ニュース・朝鮮語) 李在明(イ・ジェミョン)大統領は3日、「不法戒厳を退け、不義な権力を追い出したことは、世界民主主義の歴史に長く残る一大事件だ」とし、「世界史に類例のない民主主義危機を平和的方式で克服した大韓国民こそ、ノーベル平和賞を受賞する十分な資格があると確信する」と述べた。 李大統領は12・3非常戒厳1年を迎え、この日発表した「光の革命1周年、対国民特別声明」を通じてこのように明らかにした。 李大統領は「逆説的に過去12・3クーデターは大韓民国民主主義の驚くべき回復力を世界中に知らせた契機になった」とし「彼らは大きく不義だったが、韓国国民はこの上なく正義だった」と振り返った。 (引用ここまで) 韓国で民主主義が死んだあの日からちょうど1年。 ユン・ソンニョルの暴走で九死に一生を得ることができたイ・ジェミョンは大統領になり、逆にユン・ソンニョルは牢屋にぶちこまれようとしているとはなんという皮肉な結果。 ユン・ソンニョルが暴走した理由はこちらのnote記事にまとめてありますので、よろしければごらんください。 これくらいまとまっている記事も他にないと思いますよ(上下編)。 あそこでユン政権が戒厳令発令などという暴走に至らなければ、イ・ジェミョンはいまごろ公職選挙法違反などの罪で収監されていたでしょうし。 タマネギ男ことチョ・グクも特赦で釈放されることもなく、被選挙権を失ったままで時期大統領選挙を迎えたことでしょう。 ま、覆水盆に返らずですけどね。 で、そのイ・ジェミョンが「あの戒厳令を覆した韓国国民はノーベル平和賞に値する」って特別声明を出したそうですわ。 いや、ノーベル賞大好きですね。 今年、地方を中心にばらまいたクーポン政策についても、「この経済政策はノーベル平和賞ものだ」とか言ってました。 褒め言葉の最上級が「ノーベル平和賞」なんだろうなぁ。 イ・ジェミョンについては何度か「小卒で少年工として働き、中卒、高卒資格は試験で取り、大学に進んだ」って話をしていますが。 普通の人が中高あたりで獲得するボキャブラリーとか社会性、常識が欠落している感がすごくあるんですよね。 去年の大統領選挙中にも「コーヒーの原価は120ウォン(約12円)だ」とか言い出して、いつの話かと思ったら2011年の資料を引用していたりします。 その他にも「おまえはなにを言っているんだ」ってエピソードはいくつもあります。 「韓国版NVIDIA」関連とかもそうですね。 反論されると「文字も読めないのか」だの「これを理解できないのはバカ」とか言い出すのも社会性を獲得するのに失敗したんだなぁ……って感じられます。 まあ、そんな前科4犯、5つの裁判を抱える人物を大統領にしちゃったのは韓国人なので。 なんともしがたいのですけどね。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 迷走と株価乱高下を繰り返すウェブトゥーン、明日はどっちだ?(ないかも) あ、今回は個別コンテンツにも触れます 」となっています。 また、楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…