スリランカで大雨によって壊滅的な洪水と土砂崩れが発生し、多くの人的・物的被害がもたらされています。スリランカの災害管理センターによると、洪水によって住宅約2万戸が破壊され、国が設置した一時避難所に住民約10万8000人が避難。国内の約3割で、電力や水道が停止しているとのことです。アヌラ・クマラ・ディサナヤカ大統領は、同国史上「最も困難な自然災害」だと説明。「被害があまりに甚大で、復興には途方もない費用がかかる見通し」だと述べ、非常事態宣言が発出されています。このような状況を受け、国際協力機構(JICA)は、医療関係者やJICA職員で構成される調査チームをスリランカに派遣。11月30日にはスリランカに到着しており、アニル・ジャシンハ保健相も出席のもと、保健省災害対策・対応局とのキックオフミーティングを開催し、今後の対応について協議しました。そして12月3日には、国際緊急援助隊・医療チームが、羽田空港から現地に出発する段取りとなっています。この日本の迅速な対応が現地でも大きな話題となっており、スリランカの人々からは感謝や称賛の声のほか、日本との特別なつながりを指摘する声も目立ちました。その一部をご紹介しますので、ご覧ください。「日本の影響力は圧倒的だ」 アジア各国で最も検索された国の一覧が話題に…