キム・サンウク「不快感と失望感」……与党が携帯電話の提出要求拒否、なにがあったのか(中央日報・朝鮮語) 共に民主党が司法改革案流出経緯を調査するために一部国会議員に携帯電話提出を要求したことが明らかになった。 民主党のキム・サンウク議員は28日、フェイスブックに「約2ヶ月前の司法改革特別委員会活動と関連して倫理監察団で対面調査および携帯電話提出要求があった」として「これは誤った要求であり先例を残してはならないという考えで拒否した」と明らかにした。 またキム議員は「国民の力であった圧迫経験のために、民主党入党後に携帯電話提出要求が私に不快感と失望感を与えたのは事実」と話した。 昨年12月、尹錫悦(当時)大統領弾劾訴追案可決直後に開かれた「国民の力」非公開議員総会の録取録流出事件の背後に自分が名指しされたことを皮肉ったのだ。 9月、チョン・チョンレ代表は司法改革案議論段階で最高裁判事増員案が報道されるや流出経緯などを把握することをチョ・スンレ事務総長と倫理監察団に指示した。 この過程で、キム議員のほかに他の司法改革特別委員会の議員たちも携帯電話の提出を要求されたという。 同意書を作成した後、携帯電話の提出に応じる場合、通話およびメッセージの内訳と連絡先などを調べたという。 ただし携帯電話の提出を拒否した場合、強制力を動員して調査はしなかったという。 (引用ここまで) 「キム・サンウク」の名前で「あれ、なんか聞いたことがあるな」って思った人はけっこうな韓国ウォッチャーレベル。 去年のユン大統領による戒厳令発令から弾劾まで至った一連の騒動の中で、ちょっと目立った人物です。 去年12月7日に行われた国会での最初の弾劾決議案採決の際に、当時の与党である国民の力所属議員はほぼ退席してアン・チョルス議員だけが残ったのですが。 数人の国民の力所属議員が議会に戻ってきたのですね。 その戻ってきた最初のひとりがキム・サンウク議員でした。 弾劾成立後は国民の力を離党して無所属に、その後の大統領選挙でイ・ジェミョン支持を表明して共に民主党に加わったという経緯を持ちます。 ま、言ってみれば外様大名ってところですかね。 で、そのキム・サンウク議員が「党からスマートフォンを提出しろ」と言われて憤慨したとのニュース。 なんでこんな事態になったかっていうと、共に民主党党内で「司法改革特別委員会」 ってものが結成されまして。 そこで「大法官(最高裁判所裁判官に相当)を増員」などの改革案が出されていたのですね。 大法院(最高裁判所に相当)がイ・ジェミョンに有罪(前提の差し戻し判決)を出したのでその報復として、です。 その具体例がメディアにリークされたので、誰がリーク犯であるかを巡って紛糾して「司法改革特別委員会に所属する議員はスマートフォンを提出せよ」ってなったわけです。 ……まあ、韓国では普通のこと。 つい先日も公務員に対して「内部告発(密告)歓迎!」ってお触れを出しています。 で、その中で「内乱(戒厳令発令)に関与してないなら、スマートフォンの提出できるよね(暗黒微笑)」ってやってましたから。 あとイ・ジェミョンも「カカオトークをぶっつぶす」って言ってましたね。 え、「通信の秘密」……なんですか、それ。 憲法で保障されている……? 大韓民国憲法18条? 「本人の了承があれば別」、ですよね? note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 どの国とも関係性を築けず「孤立する韓国」 」となっています。 また、楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…