きょう17日(火)は、今が梅雨だということを忘れてしまうかのような厳しい暑さ、猛烈な暑さとなりました。甲府では38.2度を記録し、東京都心でも34.8度まで上がりました。そしてこの暑さに拍車をかけそうなのが、梅雨前線の消滅です。上図はあす18日(水)午前9時の予想天気図ですが、太平洋高気圧が強まり、日本付近には梅雨前線の姿がありません。このように6月中旬に、天気図上から梅雨前線が消滅する確率はわずか1%です。(筆者調べ) いったん消滅する梅雨前線ですが、週末には朝鮮半島付近から日本海で新たに顕在化し、北日本へのびてくる見込みです。この影響で、北日本や北陸、あるいは西日本の日本海側では曇りや雨となる所がありそうですが、太平洋高気圧の圏内と予想される関東以西の太平洋側では、真夏を思わせる晴天と厳しい暑さが続くでしょう。少なくとも6月いっぱいは盛夏のような状態が続き、7月になってから梅雨が戻るのか、引き続き、今後の計算を見守るしかありません。…