1: 名無しのがるび 2025/11/22(土) 17:32:34.61 ID:AfO0ZqyN0● BE:194767121-PLT(13001) 最強コンテンツ「子どもと動物」はいま 宝泉さんのいう「はじめてのおつかい」は「終わってほしい5位」にランクイン。1991年にスタート、泣ける感動系番組として知られているが、コンプライアンスが厳しい近年では「子供をひとりで おつかいに行かせるなんて危険」「虐では」といった声も噴出し、たびたび話題に。今回のアンケートでもそこが浮き彫りとなったが……。 「コンプラ問題うんぬんでなく、あの“みんな好きでしょ”“泣けるでしょ”という空気感が苦手という人も多かった。あれで泣かない人は人でなしとされる風潮もあったので、アンチがいたとしても 可視化されづらい。またそういうところを狙っている感もありました」 昔からテレビ業界では“動物と子どもには勝てない”という言葉があるが、アンケート結果を見ると、最近はだいぶその状況も変わってきているのでは、と宝泉さん。 「まず少子高齢化で、単純に子どもが少ない。子ども目線で感情移入しようにも子どもの数が少ない……さらに言うと親も少ないんです。“親目線で番組を感動的に見られる人”がすでに 少数派になってしまった令和のいま、もう昔の手法が通用しない番組になってしまったのでは」 子どもの声がうるさいからと、騒音問題で保育施設の建設が決まらないような話はザラに聞く。子なし世帯の目を気にして、年賀状に子どもの写真を載せることさえはばかられる世の中だ。 番組でしばしば登場する、“子どもを見守るあたたかいご近所の目”などもいまや消滅寸前だろう。近隣住民がヘタに関わっても、今度は親がモンスターペアレントだったりと恐ろしい……。 「そういった、大人が子どもを見守る番組の構図がもう破綻しているんですよね。それに加えて、ポケモンカードの転売ヤーのように“子どものための産業に大人が介在する嫌な感じ”があり、 子どもそのものを見世物的にビジネスにしている印象を覚えてしまう。かつて最強と言われた子どもコンテンツはもう厳しいものになってきています」…