
1: 名無しのがるび 2025/11/22(土) 14:19:37.46 ID:ole0y7oP9 【江本孟紀】「地上波で放送しないWBC」は二軍選手中心の編成で十分。今こそネットフリックスに「ノー」を突き付けてほしい 2026年3月に開催される第6回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では、地上波のテレビ中継がなくなる。アメリカのネットフリックスが、日本向け放映権のすべてを獲得したと発表。このニュースも世間を大いにざわつかせた。 私の率直な感想は、「とうとう来たか」である。これまでWBCに高い関心を示してこなかったアメリカ側が、「大谷が出場すれば日本市場で儲けられる」と判断した途端の、手のひら返しともいえる横暴ぶりである。 ネットフリックスに「ノー」を突き付けてほしい 政治やビジネスの世界でもそうだが、アメリカは「ゼニになる」と思えば、有無を言わさず一方的に無茶を通してくる。 日本には場の空気を読んで「忖度する」ことを良しとする文化があるが、アメリカにはそんな遠慮は存在しない。すべてが「実力至上主義」であり、今回のネットフリックスの介入は、まさにその典型ともいえる。 一連の動きに対して、日本はただ指をくわえて見ているだけなのか。それとも報復ともいえるような措置をとるのか。 私としては、「ノー」を突き付けるような行動をとってほしいと思っている。 一例を挙げれば、「WBCに日本のトップ選手を派遣しない」ということだ。 「今回は地上波で放送されないから、前回ほど国民は注目しないでしょうし、盛り上がりに欠けるものと思われます。NPBからは二軍選手を大量に派遣しますので、あとはお好 きにどうぞ」とでも言っておけば十分ではないだろうか。 わざわざWBCでアピールする必要はない これには明確な理由がある。 私は解説の仕事でセ・リーグの各球場に足を運んでいる。解説者席というのは、屋内外を問わず、どこも上のほうにあり、思いのほか観客席が見下ろせる場所にあるのが通例だ。 ふと試合中にバックネット周辺に目を向けると、数人の外国人が試合をつぶさに観察しているのだ。一度や二度ではない。 旧知の記者に聞いたところによると、正体はMLB球団の編成部の人間らしい。わざわざ現地で日本人選手の動向を細かくチェックしているというのだ。 つまり、MLBを志望する日本人選手の立場からしても、「MLBの人たちは日本野球の公式戦を普段からよく見ているのだから、わざわざWBCでアピールする必要はない」ということになる。 アメリカに対して、ときには勇気をもって断ってみることも必要なんじゃないかと考えている。繰り返しになるが、このままではMLBの草刈り場的な色彩が、さらに色濃くなってしまう。 そうした流れを阻止する意味でも、今こそ思い切った措置をとってみるのも、アリではないだろうか。 <談/江本孟紀> 前スレ…