
鹿児島、相馬直樹GM兼監督が今季限りで退任「方向性などに相違があり」J3佳境で発表鹿児島ユナイテッドFCは20日、相馬直樹GM(ゼネラルマネーシャー)兼監督が、2025シーズンをもって退任することを発表した。FC町田ゼルビアや鹿島アントラーズ、大宮アルディージャ(現RB大宮)などの監督を務めた後、今季より鹿児島の監督に就任した相馬GM兼監督。クラブはJ3第36節を終えた時点で3位につけており、J2復帰に向けて佳境を迎えている。鹿児島はクラブ公式サイトで、「来シーズンに向けたクラブの運営方針について、相馬GM兼監督と現体制での継続に向けて協議を重ねてまいりましたが、強化組織における基本的なビジョン及びスタンスに相違があり、双方合意の上、契約を終了する事に至り、今季限りでの退任が決定いたしました」と退任の理由を説明。相馬GM兼監督はクラブ公式サイトを通じてコメントを発表した。「このたび、クラブとの契約を双方合意のもとで終了することとなりました。諸般の事情により、シーズン佳境の中、公表する事になったことをお許しください。 クラブとの間では、フットボールそのものではなく、強化を取り巻くマネジメント面での考え方にシーズン当初から相違があり、ここまで慎重な話し合いを重ねてきましたが、このような結論に至りました。来季以降に向けた準備も進めていた中で、このような形でクラブを離れる事になってしまったことは、私にとって本当に残念な形となってしまいました」「この1年間、縁もゆかりも無かった鹿児島の地での新たなチャレンジに、覚悟を持って向き合ってまいりました。その中で『前へ』というスタイルを貫けたことは、一緒についてきて戦ってくれた選手、スタッフには感謝してもしきれません。また、溢れんばかりのエネルギーに満ちたホーム白波スタジアムの雰囲気も大好きでした」「残念ながら私は今シーズンを持ってクラブを離れる事となりますが、まだ戦いは残っています。昇格を掴み取れるように最後まで一緒に戦ってください。最後になりますが、クラブをともに支えてくださったすべての方々に深く感謝するとともに、鹿児島ユナイテッドFCの今後の発展を心から願っています」なお、湯脇健一郎クラブ代表は「来シーズン以降も継続してこのスタイルを盤石なものにしていただきたかったのですが、我々と相馬GM兼監督との間で、お互いに求めることや考え方、方向性などに相違があり、これまでも幾度となく話し合いを重ねて参りましたが、折り合いがつかず、今シーズン限りで退任されることとなりました。このような結果になり非常に残念でなりません」としつつ、「相馬直樹GM兼監督には目指すフットボールが間違っていなかったことを証明し、これから目指すべき方向性を示して頂いたと思っております」とコメントした。後任については、決定次第発表される。移籍・レンタル・戦力外「ら」スレ Part17418…