【C大阪】パパス監督来季以降も続投へ 攻撃的スタイル定着で1年半延長確実、全日程終了後発表セレッソ大阪の就任1年目、アーサー・パパス監督(45)が来季以降も続投する方向になったことが19日、分かった。 クラブは、来年2月に開幕する約4カ月間の特別大会「Jリーグ百年構想リーグ」、及び秋春制移行となる26-27年を含めた1年半をさらに託す方針で、近く続投要請する。契約は1シーズンごとになるもようだが、同監督も受諾の見込みで、今季全日程終了後に正式発表される。 パパス監督はクラブ初のオーストラリア人指揮官となった今季、攻撃的なスタイルをチームに植え付け、残り2試合の時点で総得点は川崎F、京都に次ぐ58点で3番目。14勝10分け12敗の順位こそ昨季と同じ10位だが、残り全勝で6位浮上の可能性はある。 昨季得点ランク21ゴールで2位だったFWレオ・セアラが、オフに鹿島へ流出。今夏にはFW北野颯太がオーストリア1部ザルツブルクへ完全移籍しながら、MF柴山昌也ら若手を積極的に起用し、一方で36歳MF香川真司を復活に導くなど、クラブは幅広い采配、情熱的で真面目な人間性も高く評価した。 来年の特別大会は2月上旬に開幕するため、2年目のパパス体制は、恒例のタイキャンプではなく国内だけで合宿を行う見込み。ルヴァン杯と天皇杯の2冠をつかんだ17年度以来のタイトルへ、来季はより進化と結果を求めていく。 ◆アーサー・パパス 1980年2月12日、オーストラリア・メルボルン生まれ。29歳だった09年に母国のU-18代表アシスタントコーチに就任。母国オークリーキャノンズやインド、サウジアラビアのクラブで監督、コーチを歴任。ポステコグルー監督就任2年目の19年に横浜コーチに、20年にヘッドコーチ昇格。21年にJ3鹿児島監督に就任も、コロナ禍で家族が体調を崩し双方合意で途中退任。その後はタイ1部ブリラムも率い、25年1月にC大阪監督へ。時間さえ許せば日本はもちろん、世界各国の試合を見る研究熱心な性格。移籍・レンタル・戦力外「ら」スレ Part17418…