
1: 仮面ウニダー ★ 2025/06/15(日) 06:51:05.99 ID:kT6fhJgA 2017年04月06~07日に米中首脳会談が行われ、アメリカ合衆国のトランプ大統領と中国の習近平総書記が実際に会って、会談を 行いました。 この後、04月17日にトランプ大統領は『The Wall Street Journal』のインタビューに答え、習近平はこう話したよ……と語りました。 「彼(習近平)はそれから、中国と朝鮮(Korea)の歴史について話し始めた。 話していたのは北朝鮮のことではなく、広義の朝鮮だ。われわれがここで話しているのは数千年……数多くの戦争についてだ。 朝鮮(Korea)は実際はかつて中国の一部だった。 私は10分間ほど話を聞いて、それが単純な問題ではないと気付いた。(後略)」 この朝鮮は中国の一部だった――という発言について、韓国政府は猛反発し、韓国外交部報道官のチョ・ジュンヒョクさんは、 「国際社会が認めている明確な事実は、歴史上数千年にわたって、韓国は一度も中国の一部であったことはない」と述べました。 韓国政府の反発は分らないでもないですが、間違っています。 日本が併合する前の李氏朝鮮は主権国家ではありませんでした。 森万佑子先生の『韓国併合』から一部を以下に引きます。 (前略) このときに高宗が弔勅使を迎え入れる儀式を見た外国人の記録が残っている。 漢城駐在フランス公使V・C・プランシーが本国に宛てた報告書である。 プランシーは、朝鮮が清に毎年朝貢する事実以外に、朝鮮国王に課せられる儀礼・儀式の実態について調べている。 それを明確に示すものとして、国王即位の承認要請と中国使節の接待などを挙げ、これらは国際法でいう君主権とは矛盾する行為だと 報告している。 今回の弔勅使迎接もまさにそれに該当し、朝鮮が中国に仕えていることに疑問の余地はないと記していた。 ただ、そのような宗族関係の実態を目の当たりにし、中国に仕える朝鮮に驚きながらも、プランシーは「公式的には知らないふりをした」 と本国に報告している。 こうした対応は、漢城に駐在した各国代表も同様だった。 (後略) ⇒参照・引用元:『韓国併合』著:森万佑子,中公新書,2022年10月30日 第3刷,pp24-25 「国王の即位」を清に承認してもらわねばならなかった、というのは君主権を有するものではない――従って李氏朝鮮は主権国家とは 認められず、それは外国の各国代表も理解していた――知ってるけど知らないふりをした――のです。 主権を握っていたのは中国(清)であって、その意味で(本当に習近平さんが発言したとして/中国歴代王朝を連続して中国とするなら) 「実際は朝鮮は中国の一部だった」――という発言は何ら間違っていません。 「歴史上数千年にわたって、韓国は一度も中国の一部であったことはない」の方が大嘘です。 (吉田ハンチング@dcp) 2025.06.14…