1: 昆虫図鑑 ★ 2025/08/11(月) 16:40:19.00 ID:QPOgzSGJ 世界最高峰とされるメジャーリーグで日本人投手たちの目覚ましい活躍が続いている。 とりわけ今季は多くの投手が声価を高めている。山本由伸、今永昇太、千賀滉大、ダルビッシュ有、菊池雄星に加え、今季から挑戦している菅野智之も好投。さらに「投打二刀流」を続けてきた大谷翔平も6月16日のパドレス戦から投手として復帰。いまだ19イニングのスモールサンプルながら「世界屈指の投手」と称されるポテンシャルを存分に見せつけている。 【動画】まるで火炎放射器のような威力!大谷翔平が160キロ連発で圧巻の8奪三振 無論、挑戦した全員が好結果を残せたわけではない。鳴り物入りでドジャース入りを果たした佐々木朗希は右肩の怪我で離脱して再調整を余儀なくされた。さらにマイナーでのプレーが続いた末に契約解除となって日本球界復帰を決めた青柳晃洋や藤浪晋太郎のようなケースもある。しかし、国際市場での関心度合いを見ても、日本人投手への評価がかつてないほどに高まっているのは間違いない。 そうした情勢に隣国はどこか悲観的な反応を見せる。「MLBで韓国人投手が消えた」とセンセーショナルな見出しを打った記事を掲載した韓国の日刊紙『朝鮮日報』は、23年9月にマウンドに合ったリュ・ヒョンジンを最後に過去4年間にメジャーリーグで投げた投手がいないという国内の野球事情をクローズアップ。イ・ジョンフやキム・ヘソン、キム・ハソンなど多くの名手を生んでいる一方で、投手が成功できない背景を説いた。 同紙も日本人投手の成功を高く評価する。大谷や山本、千賀らの名前を挙げた上で「かつてライバルと見なされた日本も、今では我々の前にいる」と指摘。「過去10年に遡っても、MLBに進出した韓国人選手13人のうち、投手は3人だけ」と両国間の投手レベルの差を嘆いている。 その実情は球界関係者も憂いている。韓国のスポーツ専門局『MBS Sports』の解説者で、代理人業も務めるソン・ジェウ氏は「アメリカに行った投手たちが次々と失敗を経験する中、最近では才能のある選手たちがまず国内に残るケースが多くなっている」と説明。その上で、「最近ではアメリカ側の期待感が低下している。そのせいか、韓国の選手に提示される契約金規模も比較的少ない傾向にある」と論じた。 では、いったい何が差を生じさせていると考えているのか。「メジャーリーグで活躍する投手がいなくなり、国際舞台での競争力も落ちているのが現実だ」と嘆き続ける同紙は、「単に成績を追うだけの急進的な評価システムが、メジャーリーグにおける『韓国人投手不在の時代』を招いた」と指摘。育成に携わっているアマチュア球界指導者のコメントを伝えている。 「韓国ではプロのスカウトが球速の速い選手を好む傾向にある。だから、現場全体に『まずは速い球を投げさせること。制球力は後から鍛えればいい』という認識が広まっている。何よりも基礎体力トレーニングと下半身トレーニングが不可欠だが、いまや民間の野球スクールなんかでも球速にばかり重点を置く。だから投手が基本技術を欠いたままマウンドに立つことになる。その短絡的なアプローチが投手のバランスの取れた成長を妨げている」 今年5月には、光州高校を卒業した18歳のキム・ソンジュンが「大谷のように投手と打者を並行してやりたい」とレンジャーズと契約した。ゆえに好素材がいないわけではない。しかし、韓国球界は数多の投手が一線級の活躍を果たす日本の育成力を羨まずにはいられないようだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部] *関連スレ 【韓国サッカーの大惨事だ】 「0人が現実に」ウルブスのファン・ヒチャンが放出→プレミアの韓国人“全滅”の危機 [8/10] [仮面ウニダー★]…