1: 2025/11/13(木) 13:52:31.87 ID:2ggxCRtX0 BE:609257736-2BP(6777) 米国務省は12日、日本に滞在する米国民に対し、クマに注意するよう呼びかける異例の警告を出した。 「野生動物への警戒情報」では、「日本の一部地域、特に人口密集に近い、もしくは隣接する市町村でクマの目撃や襲撃が増えている」と警告した。 日本では今年に入って、クマによる襲撃が急増している。政府の統計によると、今年4月以降、少なくとも13人が死亡したほか、100人以上が負傷しており、被害者数は統計が開始された2006年以降で過去最多の水準となっている。 在日米外交団が12日に出した警報では、札幌にある米国総領事館に隣接する公園について、クマが目撃されたため2週間閉鎖されたことを明らかにした。「総領事館は公園の外に位置しているが、日常業務やその他のサービスを利用する全ての訪問者には周囲の状況に注意を払い警戒してほしい」「北海道や秋田県などほかの住宅地でもクマの目撃情報が報告されている」 クマが目撃されると公園などの区域は通常閉鎖されるとし、クマの目撃情報がある地域では単独での歩行を控えるよう助言している。 秋田県では、クマへの対処で、地元当局が自衛隊に支援を要請している。箱わなや熊よけスプレーだけでは対応が不十分だという。 自衛隊にはクマを射殺する権限はなく、射殺できるのは資格を持つ猟友会などのハンターだけだ。そのため、自衛隊はわなの設置や、ハンターが仕留めたクマの運搬といった後方支援を行う。 米国務省が米国人に対して野生動物による攻撃の可能性で警告を出すのはまれで、通常は治安や自然災害に関する注意喚起が中心だ。 日本への渡航警報レベルは最低の「レベル1(通常の注意を払う)」に維持されている。…