1 名前:ぐれ ★:2025/06/14(土) 21:00:31.08 ID:fZQNfd6/9.net ※6/14(土) 12:17 埼玉新聞 コメ価格の高止まりが続いている。5キロ当たり4千円以上で推移し、他の食料品の値上げも繰り返され、家計への負担は非常に大きい。消費者が苦しむ中、コメ農家も同様に生産コスト高がのしかかる。政府はコメ価格を抑え込もうと備蓄米を放出し、「3千円台」を掲げているものの、実現は見通せていない。 ■4千円台続く 小泉進次郎農相は10日、2021年産と20年産の政府備蓄米を随意契約で20万トン追加放出すると発表した。農林水産省によると、5月26日~6月1日に全国のスーパーで販売されたコメ5キロ当たりの平均価格は4223円。前週比37円安と2週連続で下落したものの、前年同月比で2倍となる4千円台が続く。 物価高騰の影響はコメ農家にも及んでいる。食堂や学校給食に卸している埼玉県行田市のコメ農家新井健一さん(68)は「機械や肥料など、あらゆるものが値上がりしている」と苦慮する。農機具は数年前と比べると7%値上がりし、農薬や機械の燃料、ビニールは1~2割上昇した。 昨夏は高温が続き、コメを食べるカメムシが大量発生。収穫量は例年に比べて4割ほど減った。「収量が下がり、コメの価格が上昇しても、農家がもうかるわけではないことを知ってもらいたい」と訴える。 ■スーパーも苦労 「コメを安く販売できず心苦しい」。さいたま市桜区のスーパー「マルフク中浦和本店」の福島晶彦社長(59)は語る。同店では5月下旬、秋田県産のあきたこまちを5キロ4600円で販売した。昨年の同時期には、同じ商品を2千円台で販売していたというが、今年は米穀店の在庫が少なく価格が高騰し、5月いっぱいで入荷が終了。6月からは富山県産のコシヒカリに切り替え、あきたこまちよりも100円高く販売する。 利用客からは「仕方ないよね」「あるだけでもありがたい」と声をかけられるという。福島社長は「コメが値上がりしても全体の給料が増えているわけではなく、食費に使える金額は変わっていないはず。少しでも野菜などのほかの食品を値下げするのが精いっぱい」と苦労を語った。 続きは↓ コメ価格高止まり 苦しむコメ農家…収穫量は減、農機具や肥料などは値上がり「農家がもうかるわけでないと知って」 スーパーの社長「安くできず心苦しい」 消費者「備蓄米は届くのか」「適正な価格で」 引用元:…