1: 昆虫図鑑 ★ 2025/06/13(金) 09:19:55.40 ID:slnss5W3 米韓の間に奇妙な空気が流れる。6月4日に発足した李在明(イ・ジェミョン)政権をトランプ(Donald Trump)政権が反米集団扱いするのだ。韓国観察者の鈴置高史氏も「これほど露骨な韓国イジメを見るのは初めて」と驚く。 「中国の言いなりになるな」 鈴置:李在明政権を見るホワイトハウスの目が異様です。これまでなら韓国に新しい大統領が誕生すると直ちに報道官が就任を祝ったうえ、米韓首脳の電話協議を設定したものでした。 しかし、今回は全く異なりました。現地時間の6月3日に李在明政権誕生に対するコメントを聞かれたホワイトハウスのK・レビット(Karoline Leavitt)報道官は、手もとの書類を繰りながら「(李在明大統領に関する答弁資料は)ここにあるはずなんだけど……。ない。探しときますから」とにっこり笑って誤魔化したのです。 ホワイトハウスの「Press Secretary Karoline Leavitt Briefs of Member of the Media, June 3, 2025 」(6月3日、開始23分32秒から)で視聴できます。 大統領に正式就任はしていませんでしたが、韓国メディアが一斉に当選確実を打ち、李在明氏も勝利宣言した後でした。明らかに李在明政権を無視して見せたのです。結局、韓国紙をはじめ世界のメディアは、個別にホワイトハウスにコメントを求める羽目に陥りました。 メディアへのメールによる回答も異常でした。就任祝いの言葉もないうえ、唐突に「中国の干渉への懸念」が述べられていたのです。 (略) 恒例の米韓電話協議も韓国時間6日夜に行われましたが、正式就任の約60時間後でした。これまで韓国の大統領は当選当日に米国の大統領と電話するのが普通でしたから、ホワイトハウスの冷遇ぶりは明らかでした。 (略) ――李在明政権は共産主義者の集まりなのでしょうか? 鈴置:共産主義者かはともかく、反米主義者で固めていることは間違いありません。米国人は自分が気に食わない相手は皆「共産主義者」呼ばわりするので、語法的には誤りでないのでしょうが。 (略) ――しかし、李在明氏は大統領選挙では「韓米関係重視」を打ち出しました。 鈴置:米国の怒りを見て180度、軌道修正したのです。韓国人は保守も含め、米国が中国と勝負を決める戦いに出ていることに気づかない。仮に気づいても見えないフリをしてきた。ところが、弾劾理由に対する米国の反発は韓国人の予想以上に激しいものでした。 追い打ちをかけたのがトランプ関税です。韓国の輸出はGDPの30%以上を占めます。日本の輸出依存度は15%程度ですので、韓国の高さが分かります。韓国は最大の輸出先である米国の関税引き上げに極めて脆弱なのです。 反米姿勢を少しでも見せたら、関税でお仕置きされるのは目に見えている。そこで李在明氏は「韓米同盟が第一だ」「韓米日の協力も重要だ」と猫を被って見せたのです。 (略) ――米中二股を続けようとしても米国が許さないのでは? 鈴置:韓国にはいつも使う奥の手があります。「日本が歴史問題で謝らないので、国民感情から韓米日の軍事協力――中国包囲網には参加できない」と言い張る手です。 韓国外交部が盧武鉉時代に開発した手法で、保守の朴槿恵(パク・クネ)政権を含め、多くの政権がこの手を使ってきました。『韓国消滅』第4章「日本との関係を悪化させたい」で詳述しています。 なお、この手を使うには日韓関係を悪化させる必要があります。そこで、いわゆる徴用工問題や従軍慰安婦問題で日本企業や日本政府が責任をとっていないと、また言いだす可能性があります。 新政権の国家安保室長に魏聖洛(ウィ・ソンラク)元駐露大使が指名されました。外務省の生え抜きで、その手口に熟知したこの人が反日の司令塔になっていくのではないでしょうか。 李在明政権は実用主義だから感情的な反日はしない、という人が多い。そうかもしれない。しかし、中国包囲網に組み込まれないという「実用」のために反日することだってあるのです。 ちなみに国情院長に指名された北朝鮮と近い関係の李鍾奭(イ・ジョンソク)氏が対北政策を担うのが確実視されています。 全文はソースで デイリー新潮編集部…