久保建英が1か月半ぶり先発復帰!! 豪快ボレーは38歳GKに阻まれるもソシエダ劇的ドローで4戦負けなし[11.7 ラ・リーガ第12節 エルチェ 1-1 ソシエダ] ラ・リーガは7日、第12節を行い、MF久保建英所属のソシエダはエルチェに1-1で引き分けた。左足首の捻挫で休養と途中出場が続いていた久保は9月25日のマジョルカ戦(◯1-0)以来6試合ぶりの先発復帰。前半25分には左足ボレーシュートでゴールに襲いかかるなど、状態の良さを感じさせたが、相手GKのスーパーセーブに阻まれて得点を逃し、1点ビハインドの後半19分に途中交代となった。 金曜夜の一戦は両チームGKの活躍が目立つ前半となった。まずは前半9分、左サイドを突破したエルチェFWラファ・ミルのシュートはソシエダGKアレックス・レミロがキャッチ。さらに同16分にもラファ・ミルのミドルシュートが枠内に襲いかかったが、これもレミロがうまくかき出した。 続いて前半25分にはソシエダが人数をかけて左サイドを攻め込み、MFセルヒオ・ゴメスの左足クロスがファーサイドに向かうと、これに久保が反応。バウンドの上がり際を見事に合わせるハーフボレーでゴール右隅を狙った。だが、これはGKマティアス・ディトゥーロがスーパーセーブ。正GKイニャキ・ペーニャに代わって先発復帰した38歳ベテランGKが大仕事を見せた。 すると再びエルチェが主導権を握り、MFロドリ・メンドーサとFWアルバロ・ロドリゲスが立て続けに惜しいシュート。ソシエダは前半44分、MFブライス・メンデスを起点とした速攻からMFゴンサロ・ゲデスが頭でつなぎ、FWミケル・オヤルサバルに決定機が訪れるも、右足シュートはまたもディトゥーロの好セーブに阻まれ、0-0で終えた。 後半最初のチャンスはソシエダ。久保がB・メンデスとのパス交換から右サイドでドリブル突破を仕掛けると、DFアドリア・ペドロサとの競り合いを制してボックス内へ。ゴール前にラストパスを出したが、ゲデスが飛び込んでおらず、味方とは合わなかった。 すると後半12分、ソシエダは先制点を奪われた。セットプレーを起点に左サイドを攻め込まれると、DFアルバロ・ヌニェスに寄せ切ることができず、クロスをA・ロドリゲスに叩き込まれた。ペナルティエリア内では3対5の数的不利に陥っており、ソシエダにとっては悔やまれる失点シーンとなった。 そうして迎えた後半19分、ソシエダは久保とゲデスに代わってFWウマル・サディクとMFアルセン・ザハリャンを投入。久保は左足首のコンディションの影響もあってか、64分間のプレーにとどまったものの、10日から始まる日本代表活動を前に上々の先発復帰戦となった。 それでもソシエダは勢いを失わず、後半20分には右サイドでのテンポの良い崩しからサディクが抜け出し、クロスボールにDFジョン・アランブルが反応。だが、これがまたもディトゥーロに止められると、同22分にもザハリャンのクロスに合わせたサディクのシュートがディトゥーロに阻まれ、相手守護神の活躍が目立つ流れとなった。 それでも後半43分、ソシエダがなんとか追いついた。中盤でMFジョン・ゴロチャテギがボールを奪い、オヤルサバルがボックス内右で起点を作ると、横パスを受けたサディクがシュートフェイントでDFダビド・アッフェングルーバーのファウルを誘い、PKを獲得。同44分、オヤルサバルがこれを決めて1-1とした。そのまま試合はタイムアップ。劇的なドローで勝ち点1を掴んだソシエダは、これで4試合負けなしとなった。【Real】久保建英応援スレ part1435【Sociedad】…