456: 名無しさん@おーぷん 20/03/04(水)11:23:15 ID:tP.ti.L1 話ぶったぎって、自分語りで申し訳ない。もうアラフォーのオバサンだけど、子供の頃は特撮ヒーローものが大好きだった。当時は「女の子が男の子向けの番組見るなんて」と母親には嫌悪されてたし、友達も女の子向けのアニメしか見てなかったけど、意に介さず毎週楽しみにしてた。当時女の子向けと言うと、「魔法を使って困りごとを解決!」とか「一人の少女が困難にも負けず成長していく」みたいなのが多くそれはそれで好きだったが、特撮ヒーローは勧善懲悪でわかりやすく、なによりアクションシーンに胸躍らせた。その中でもお気に入りだったのが、タイトル忘れたけど敵側の赤い女性戦闘員が出てた番組。敵側の女性と言うと、大体が露出多めでセクシーであまり強くなくて諜報活動とか主人公と対峙しても、直接戦わず部下に命令して自分は退却みたいなイメージしかなくて「威張ってるわりに弱いんじゃん」と思ってたけど、その女性戦闘員は強くて「女性なのに強い!」「しかもカッコイイ!」と衝撃を受けた。そしてその敵側のボスも女性で「女性がボスになれるんだ!?」と当時の自分の価値観を凄い崩してくれた。変身ポーズを真似するぐらい主人公も好きだったけど、敵側に魅力がありすぎて、最終回は平和になった事より、もう女性ボスを見ることもないのかと残念なぐらいだったw「女性でも戦っていいし、男性より強くてカッコよくてもいいんだ!」と、「女性は可愛くて非力で目立たないのがいい」と思っていた当時の私の概念を覆した番組でもあった。他にも強い女性戦闘員はいたかもしれないけれど、彼女は見た目もカッコよくて、インパクトあったんだよね。この衝撃を誰かと共有したかったけど、当時はネットなんかありゃしないし、何より女の子が男の子の番組をみてはしゃぐなんてあり得ない環境だったけど番組を見て楽しそうにする私を見て、市内のデパートで行われた特撮ヒーローショーに連れて行ってくれたのは父だった。そういうところは、父は寛容だったあしありがたかったなあ。…