446: 本当にあった怖い名無し[sage] 2013/03/24(日) 13:46:27.42 ID:NF3Gzzlh0 中学生の頃、女子三人組にいじめられた。 不快なだけで実害は無いような嫌がらせが多かったけど、 そいつらに教科書を隠されて「忘れ物をした人」として授業中に立たされたことで、我慢にも限界が来た。 母に相談しても、母は泣いたり騒いだり担任に通報したりするだけだと思ったので、父に相談することにした。父は忙しそうだったので、メモ帳に箇条書きで状況を報告し、朝渡した。 そしたら翌々日の夜、父が会社から早め(8時くらい)に帰ってきて、2人でドライブに行くことになった。 お祭りを見に行くみたいな理由だったと思う。母は人ごみが嫌いなのでそういうのには参加しない。 父が聞いた。 「最終目標はどこなんだ」 いじめられないこと。担任が注意してちょっとの間おさまるとか、担任の目がない隙にまたやるとか、 そういう担任頼りじゃなくて、二度といじめられないようになりたい。 「三人組はどういう奴だ」 A・B・Cの三人。Aがリーダーで成績もいい。Bは悪知恵が働く感じ。 Cが一番立場が弱く、AとBの言うことを聞いているだけ。 「ならC一人を叩け」 いちばん憎いのはAなのに。 「5台の戦車と、3台の戦車が戦ったら、どちらが勝つと思う」 たぶん、5台のほう。 「でも5台のほうも大きなダメージが残るだろう」 2台くらいやられそう。 「では10台の戦車と、1台の戦車が戦ったらどうなる」 10台の方が圧勝するだろうね。 「その場合、10台の方はダメージが限りなく少ない。おそらく1台もやられない。 圧勝を目指しなさい。自分より弱い、戦力差のある相手を全力で叩く。 "各個撃破"を念頭において行動しなさい」…