1: 蚤の市 ★ TtYWZSgQ9 2025-11-04 20:30:19 米国の最大都市ニューヨーク(NY)で4日、市長選の投開票が行われる。インド系イスラム教徒で、「家計負担の軽減」を徹底的に訴えてきた民主党のゾーラン・マムダニNY州議会議員(34)が優勢な情勢だ。一方、急進左派的な政策への反発もあり、大物候補者との戦いが続いた。トランプ大統領の「攻撃」も相まって、全国的にも注目が集まっている。 「この街に住む全ての人が『尊厳』のある生活を送れるようにする」 10月下旬、NY市東部の屋外スタジアムで開かれた集会。マムダニ氏の言葉に、1万人(陣営発表)の観衆から大きな歓声が上がった。 「家賃を凍結」「全ての人に保育を」「バスを速く、無料に」――。マムダニ氏の背後には、最も強く訴えてきたキャッチフレーズが並んだ。 いずれもNY市民が切実な負担や不満を抱えている分野だ。不動産サイト「ストリートイージー」によると、9月の賃貸物件家賃の中央値は3995ドル(約61万円)で、昨年同期比で約7%値上がりした。州の調査によると、昨年の施設型保育料は、乳児で年間2万6千ドル(約400万円)に上る。生活の足であるバスは、基本的に乗車1回で2・9ドル(約440円)で、さらに値上げが予定されている。遅延も頻発し、市民からの批判が根強い。 対抗馬は前NY州知事、トランプ氏との「距離感」も争点に 1年前はほぼ無名だったマム…(以下有料版で,残り1030文字) 朝日新聞 年11月4日 19時30分…