
転載元: 征夷大将軍 ★ 2025/11/03(月) 16:20:24.92 ID:7cMe6DwW9 ◆東京六大学野球秋季フレッシュリーグ第1日 Aブロック▽法大2―1慶大(3日・神宮) 秋季フレッシュリーグが開幕。5連覇を狙う慶大は法大との接戦に敗れ、黒星発進となった。西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放ったレジェンド・清原和博氏の次男・勝児内野手(1年=慶応)は7回2死二塁から代打で出場。父が見守る中、四球を選び、二塁の守備に就いた。9回1死では遊ゴロに倒れ、1打数無安打1四球だった。 ロースコアの息詰まる投手戦に競り負け。試合後の勝児は唇をかんだ。「悔しいですね。それだけです」。試合中はベンチで声を出し、ナインを鼓舞。7回2死二塁、代打で出番が訪れた。フルカウントからしっかりとボールを見極め、四球で出塁した。 「負けていたので、とにかく出塁してつなぐということだけを考えた。しっかり粘ってフォアボールを取れたので良かったです」 悔やむのは1点差で迎えた9回1死。カウント2-2から3球ファウルで粘ったが、遊ゴロに終わった。「後ろに安達(英輝・2年=慶応)がいたので、つなぐ意識で大きいの狙わずに、出塁だけを考えて打席に立ったので、少しは粘れたんですけど、塁に出られずとても悔しいです」。春の新人戦以来となる神宮の打席。鍛錬の成果を形にできなかったことを反省した。 夏場から秋にかけては「全体的にスケールアップすることを目標にして、練習を行っていました」と言う。「練習をたくさんやる。質も大事なんですけど、量をこなさないと僕としてはいけないと思うので、疲れた中でも質にこだわることを意識していました」。その結果、「スイングも自分なりに強くなったと思いますし、たくさん打ったり走ったり守ったので、春よりはスケールアップができているかなと思います」と手応えを感じている。 憧れの存在がいる。高校の先輩でもある吉野太陽内野手(3年=慶応)だ。「すごい練習熱心で、そこに引っ張られて練習している部分もあった。あの人にまずは追いついて、追い越したいという気持ちが強い。一番は野球への姿勢。本当に尊敬できる先輩ですし、常に野球を追い求めている方」と背中を追う。「来春には後輩も入ってくると思うので、僕もそういう先輩になりたいなと思っています」と意気込んだ。 チームは今秋のリーグ戦で3季連続5位。復活へ新戦力の台頭は不可欠だ。「来年の春、チームとして優勝するというのが一番の目標。その中で自分がどうチームに貢献できるかをこの秋、冬、春、しっかり突き詰めていきたい」と勝児。大好きな兄・正吾さんから譲り受けた赤いリストバンドを身につけ、次戦こそ打つ。(加藤 弘士) ◆清原 勝児(きよはら・かつじ)2005年5月1日、東京・港区生まれ。20歳。幼稚園年長から野球を始め、慶応幼稚舎(小学校)時代はオール麻布でプレー。小6時にはジャイアンツジュニアに選出された。中学時代は世田谷西シニアに所属。慶応では2年秋からベンチ入り。23年春夏の甲子園に出場。夏には代打の切り札として107年ぶりの日本一に貢献した。175センチ、80キロ。右投右打。 2025年11月3日 14時16分 スポーツ報知 3: 征夷大将軍 ★ 2025/11/03(月) 16:22:46.50 ID:7cMe6DwW9 >>1…