遅れて「我々の交渉はなぜあんなことに?」……「韓国に完全に負けた」日本世論爆発(SBS・朝鮮語) 日本の世論は激昂した反応です。 オンライン上では「負けた。 完敗だ。外交敗北だ」から「なるほど韓国。 日本は最初から交渉をあきらめ、防衛費を献納する方式だ」、「日本のメディアは日本と韓国の合意内容を徹底的に比較し、前政権の失敗を分析して再交渉するよう促すべきだ」という書き込みがありました。 日本のメディアもイ·ジェミョン大統領がトランプ氏が好む金色を利用して合意に成功したと一斉に報道しましたが、右翼性向の産経新聞は「トランプ大統領に押されて合意した形であり、不安要素が依然として残っている」と指摘したりもしました。 (引用ここまで) 関税交渉妥結について、「カードのなかった韓国はアメリカ案を丸呑みせざるを得なかった」と楽韓Webでは評しました。 実際に韓国側の主張で受け入れられたのは「年額上限200億ドル」だけで、これすらも韓国側は150億ドルにしたかったものを「アメリカ側の要求下限」になったものです。 そもそも9月時点で「現金投資を全体の5%にしたい」と条件を出していたのも、韓国が出せるドルが150億ドルくらいまでだからって部分が大きかったためですからね。 それにちょっと色をつけて175億ドルまでってしていた。 で、アメリカに拒絶されたと。 韓国が掲げていた3つの条件、すなわち── 1.韓国との無制限の通貨スワップ協定を結ぶこと 2.3500億ドル中、現金は5%ていどに収めること 3.投資の元金回収中は利益の90%を韓国側が得ること このすべてが否定されているわけですから。 「勝った負けた」の論議でいえば、韓国のひとり負けです。 そもそもが「米韓FTAがあるのだからゼロゼロが原則」くらいに言ってたわけで。 現代自動車とかは「この形で妥結するならなんで3ヶ月前にやってくれなかったんだよ……」とか思ってるでしょうね。この3ヶ月間、10%差の関税を自社負担し続けてきたわけですから。 ま、思ってても口には出せませんが。 ですが、韓国メディアは「関税交渉妥結! 韓国大勝利!! 日本人が『負けた』と言っている!!!」って報じているお粗末さ。 しかも専門家とかではなくて「SNSで負けたって言っている日本人がいる」って報道。 「日本の世論爆発!」だそうですよ。 うーん、うちの知っている日本と違う。 でもまあ、こういう形で溜飲を下げないとどうにもならないのでしょうね。もはや。 あと原潜については情報がまとまってないので、あるていどまとまってからにしたいところ。 アメリカが言っているのはどうもAUKUS式の「原潜売却」に見えますが。 韓国内では「技術供与!」「核燃料供与!」「米韓原子力協定改定!」って大騒ぎしている感じ。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 イ・ジェミョン大統領、意外と反日でも反米でもなかった? ……実はそこには大きな理由がありました 」となっています。 また、楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…