1: 煮卵 ★ 3yfDXl4z9 2025-10-31 10:45:52  企業は生成AIの導入で期待する効果を得られているのか。データ分析を提供するdev(長野県松本市)によると、経営者の4割以上が「期待した成果を得られていない」と回答し、理由としては「業務での活用方法が分からない」と「AIを使いこなせる人材がいない」(同18.3%)がトップとなった。       自社で生成AI活用がどのくらい推進しているか尋ねたところ、最も多かったのは「全社的に活用している」(34.6%)だった。以降「一部の業務で活用している」(30.8%)、「部署単位で本格的に活用している」(21.4%)と続いた。       生成AIの活用で期待した成果を聞くと、トップは「定型業務の自動化による生産性向上、コスト削減」(44.7%)で、以降は「データ分析や需要予測など、意思決定の迅速化・高度化」(41.2%)、「従業員の創造的な業務へのシフト促進」(31.5%)となった。       期待した成果を得られているかという質問に対しては「成果が出ている」(58.8%)が「成果は出ていない」(41.2%)を上回ったが、生成AIの扱いに課題を感じていることもうかがえる結果となった。      「活用方法が分からない」「AI人材の不足」がトップ    成果を得られていない理由については「具体的な業務への活用方法が分からないため」「AIを使いこなせる人材が社内にいないため」(同18.3%)、「活用に必要なデータが不足、または整理されていないため」(16.1%)が上位を占めた。       一方、成果が得られている理由の1位は「業務に即した具体的な活用方法が確立できているため」(24.1%)、2位が「継続的に生成AIを活用し、試行錯誤と改善を行っているため」(20.9%)、3位が「活用しやすいデータ基盤が整備されているため」(16.0%)という結果となった。       生成AIの成果を最大化するために必要な対応としては「経営者自身の知識アップデート」(42.8%)が最も多く挙げられた。以降「AI活用を前提とした事業・業務プロセスの見直し」(39.0%)、「ビジョン・戦略の提示」(26.4%)と続いた。       調査は、生成AIを活用する企業の経営者318人(20~60代男女)を対象にインターネットで実施した。期間は8月29日~9月3日。      [ITmedia ビジネスオンライン]   2025/10/31(金) 10:30…