日本人対決は圧巻2ゴール演出の鎌田大地が制す! パレスは遠藤航CB起用のリバプール撃破、カラバオ杯8強入り[9.16 カラバオ杯4回戦 リバプール 0-3 クリスタル・パレス] カラバオカップは16日に4回戦を行った。MF遠藤航が所属するリバプールとMF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスの対戦は、パレスが3-0の勝利で昨シーズンに続くベスト8進出。日本人対決は、2ゴールを演出した鎌田が制した。 遠藤は9月23日のカラバオ杯3回戦以来となる今季公式戦2度目の先発入り。4連敗を喫した25日のリーグ戦からスタメン総入れ替えのリバプールは3バックを採用するなか、遠藤は右CBに配置された。一方、パレスで連続出場が続く鎌田は2ボランチで先発起用となった。 リバプールは序盤からロングボールを前線に飛ばし、FWリオ・ングモハやMFフェデリコ・キエーザを使って押し込んでいく。右CBの遠藤は前半4分に浮き球パスで起点。7分には中盤で2度ボールを奪ってカウンターを演出した。 時間が経つにつれ、パレスは鎌田を中心に攻勢を強めていく。前半41分には待望の先制点。鎌田がピッチ中央から浮き球パスを縦に入れ、DFダニエル・ムニョスが落とす。こぼれ球をFWイスマイラ・サールが左足シュートで決め切った。 さらに前半45分、パレスは早々に追加点を挙げる。中盤で右サイドのDFジェイディー・カンボが中央に折り返すと、待ち構えた鎌田が鋭い縦パスで攻撃のスイッチを入れる。サールが落とし、FWジェレミ・ピノがサールにリターンパス。敵陣PA内でボールを収めたサールが右足シュートで2点目を沈めた。 0-2で後半に折り返したリバプールはメンバー交代を行い、遠藤は途中からボランチに移動する。34分にはMFジャスティン・デベニーの突破を阻んだDFアマラ・ナロが決定的な得点機会の阻止でレッドカード。リバプールは2点ビハインドを数的不利で戦うことになった。 後半43分、パレスはダメ押しの3点目。PA左手前でパスを受けたピノがPA内に入り込み、ボディフェイントで相手DFの隙を作って右足シュートを放つ。ゴール右隅に決め切り、今季加入からの初ゴールで3-0と勝利を決定づけた。 試合はそのまま終了し、パレスが3-0で勝利。ともにフル出場した日本人2人の直接対決は、鎌田が制した。〓〓 Liverpool FC 〓〓 1799〓〓…