29日午前9時40分ごろ、日本を訪問していたトランプ大統領が、羽田空港で大統領専用機「エアフォースワン」に乗り込み次の訪問先である韓国へ出発しました。今回の訪日では、高市総理との日米首脳会談、拉致被害者の家族との面会、米軍横須賀基地の視察、経済界トップらとのレセプションなど、3日間の日程を忙しく過ごしたトランプ大統領ですが、日本に到着してまず向かったのが皇居でした。皇居・御所では、天皇陛下が玄関で出迎えられ、トランプ大統領が国賓として訪れた2019年5月以来、約6年半ぶりの再会を喜ばれました。宮内庁によると、会見は約30分間、和やかな雰囲気で行われ、トランプ大統領は安倍晋三元首相と信頼関係を築いたことや、高市総理との会談への期待を語り、陛下は「日米の友好関係がさらに強化されることを期待しています」と述べられました。その後、ドジャースの大谷翔平選手の活躍が話題になり、陛下は「チームやアメリカ社会に温かく受け入れられ、感謝しています」と伝えられました。また、陛下は2019年にトランプ大統領からヴィオラを贈られており、「大変いい音がして気に入っている」として、折に触れて弾いていることを明かされています。ホワイトハウスの各公式SNSが、会見の際の写真をアップしておりそれぞれ数千件のコメントが寄せられるなど、非常に大きな反響があるのですが、最も注目されている点の1つが、会見場所の美しさ。中でもXの投稿では、1600以上のコメントのうち、4分の1近くが、部屋に対する言及になっています。寄せられていた反応をまとめましたので、ご覧ください。「まさか天皇陛下が…」 英音楽誌の天皇陛下特集に世界中のヴィオラ奏者から歓喜の声…