1: 征夷大将軍 ★ GpzBMFAT9 2025-10-25 20:19:54 今年4月にデビュー45周年を迎えた松田聖子(63)。彼女に魅了されたものまねタレントは数多く存在し、テレビで本人との共演も果たした「松田聖子ものまね」筆頭の1人だったのが、ものまねタレント・Seiko(56)だ。 そんな彼女は今、ステージ4の大腸がんで「余命3か月」を宣告されている。そんななか、どうしても世間に知らせたい人生の“心残り”があるという。それは、売れっ子時代に直面した芸能界のリアルと、自身の「中絶」の経験だった??。 「ずっと心に止めておく気持ちでしたが、余命3か月と伝えられ、人生を振り返った時に、どうしても心残りなことがあって、打ち明けたかったのです。私がいた業界で昔こんなことがあったんだということを、皆さんに伝えたかった。 1997年、私が29歳の時に、一般男性とのあいだに子供を授かったんですが、多忙のために胎児を中絶することになってしまったんです」 Seikoは27歳のときにものまねタレントとしてデビューし、芸能事務所に所属していた。直後から、年に100本以上の仕事が入るほどになっていたと語る。 「当時事務所からは相当な期待をかけてもらって、たくさん仕事をもらっていた。多忙のなか、当時の恋人とのあいだに子供を授かったんです。 事務所の社長に相談したところ『今、Seikoにいなくなられたら困る』と言われて、私自身も今がいちばんの頑張り時だという思いもあり、とても悩みました。悩んだ結果、この仕事をしながら子供を育て上げるというイメージがどうしてもわかず、そうした中で中絶したのです」 当時、Seikoの仕事のサポートをしていた知人もこう証言する。 「Seiko自身も当時、望んで子を授かったというよりも、まだ仕事を頑張りたいというスタンスだった。それで、事務所とも話した上で、中絶を選択したようでした。 堕胎をした産婦人科には、男性マネージャーも同行していたのをはっきりと覚えています。さらに、中絶した翌日には、出血があるなかですでに仕事に出ていて……私も当時、彼女の選択を止められなかったことを後悔しています」 その後、Seikoが子宝に恵まれることはなかった。余命3か月を宣告されたいま、当時の選択を後悔しているという。 「今振り返ると、こうしてがん治療に臨む今も、優しい言葉をかけてくれる子供がいたらどんなに良かっただろうと思います。仕事ばかりを考えてそういう判断をしてしまった自分に責任はありますが、当時の環境に対する恨みの気持ちも出てきてしまう。産むことに前向きな言葉をかけてくれていたら、別の選択があったのかもしれない、と……。 今、芸能界で身を削って働いている女性にも、こういうことがあったんだ、ということが伝わってくれたら、嬉しいです。暗い話ですが、命が終わる前に、このことを皆さんに知ってほしかった」 身を削る思いで、当時の後悔を語ったSeiko。今は愛犬の世話をモチベーションに、懸命に治療に臨んでいる。 2025.10.25 11:09 NEWSポストセブン…