【コラム】韓日協力は選択でなく必須だ(中央日報) ところがこの2つの軸が揺らいでいる。トランプ大統領が、こうした同盟の軸を率いて規範に基づく国際秩序を維持してきた米国のリーダーシップを放棄したからだ。(中略)ワシントンポストが3月29日に抜粋して報道した米国の「暫定国防戦略指針」にもその考えが表れている。 これは欧州、韓国、日本にとって大きな衝撃だ。欧州の場合、国防費を増額しなければロシアが欧州に何をしようと関与しないというトランプ大統領の発言が出てきた。その後、ドイツのメルツ首相は、米国は欧州の安保にもう関心がないので英国とフランスが核共有を考慮するべき時だと主張した。欧州が自ら防御力を構築する方向に進んでいるのだ。このように厳しい状況の中、Brexit(ブレグジット)で距離が広がった英国-フランスの関係が急速に近づいた。両国はNATOの改革とウクライナ戦争解決問題などに積極的に取り組んでいる。 米国と韓日両同盟国間の関係も以前より不安定になった。両国は次のような深刻な戦略的挑戦に直面している。1つ目、9月の北京戦勝節行事で見られたように、核を保有する朝中ロ3カ国の権威主義国家間の協力は強まる傾向にある。ところがトランプ大統領は韓米日3カ国協力体制の必要性に微温的だ。確固たる支持の意志も表明していない。数回にわたる外相会議があり、前任のバイデン政権で合意した協力メカニズムが維持されてはいるが、当時ほどの政治的動力を得られずにいる。 (中略) これは欧州、韓国、日本にとって大きな衝撃だ。欧州の場合、国防費を増額しなければロシアが欧州に何をしようと関与しないというトランプ大統領の発言が出てきた。その後、ドイツのメルツ首相は、米国は欧州の安保にもう関心がないので英国とフランスが核共有を考慮するべき時だと主張した。欧州が自ら防御力を構築する方向に進んでいるのだ。このように厳しい状況の中、Brexit(ブレグジット)で距離が広がった英国-フランスの関係が急速に近づいた。両国はNATOの改革とウクライナ戦争解決問題などに積極的に取り組んでいる。 米国と韓日両同盟国間の関係も以前より不安定になった。両国は次のような深刻な戦略的挑戦に直面している。1つ目、9月の北京戦勝節行事で見られたように、核を保有する朝中ロ3カ国の権威主義国家間の協力は強まる傾向にある。ところがトランプ大統領は韓米日3カ国協力体制の必要性に微温的だ。確固たる支持の意志も表明していない。数回にわたる外相会議があり、前任のバイデン政権で合意した協力メカニズムが維持されてはいるが、当時ほどの政治的動力を得られずにいる。 こうした深刻な戦略的な挑戦要因が、韓日間の協力強化を選択でなく必須にしている。韓日両国の国民はともに民主主義を望む。昨年12月の戒厳令事態後に韓国の国民が見せたのは民主主義に対する熱情的な支持だ。そして両国は貿易を重視するため航行の自由のような規範基盤秩序の維持を望む。仮に台湾海峡が封鎖される場合、両国の経済は深刻な打撃を受ける。このように考えが合う韓日両国が協力しながら指導力を発揮し、似た立場の国家を糾合して連帯を強化していくべきだろう。それが米国の動きに左右されず権威主義連帯に対処する国際的な連帯形成の道だ。さらに韓国・日本が主導するアジア版NATOも考えられる。 (引用ここまで) 「アメリカが頼りなくなっている。NATO諸国がアメリカを除いて接近している。日本と韓国もそのようにして連携すべきだ」って中味のコラム。 んー、そうですね。 なんて言って上げたらいいのか。 日本は韓国と違って、アメリカとまだまだそれなりに仲良くやっているんですよ。 関税妥結も他の国よりも早かったですし、日米豪でレアアースのサプライチェーン構築についてもやっていこうとしている。 日米を軸として東南アジアやオセアニア諸国と共同訓練も行っている。 たとえアメリカからはしごを外されたとしても(この前提がまずないものだけども)、イギリス、オーストラリア、フィリピンとは準同盟状態にあり、カナダ、フランス等とも共同作戦ができるよう下地づくりは行っている。 「経中安米」とか言っていて、米韓同盟以外に安保協定を拡げる努力をしてこなかった韓国だけの問題なんだよね。 日本は関係ない。ちゃんと防衛協力網を築き上げようとしている。 以前にもちらと書いたけど、フィリピン海軍、海警と合同訓練をしている国々の一覧があってアメリカ、日本、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ等の国が参加している。 なのに、それなりの規模を持っている韓国海軍は1度たりとも参加していない。 明らかに中国からの視線を気にしているから。 ちょうどこの話をしているのが無料部分の下のところなので、気になるかたは記事購入か楽韓noteマガジンの購読をおすすめ。というかしてださい。 経済にしても同様で日本はCPTPPの旗振り役として設立に注力してきた。 イギリスを含めて12カ国がその元で自由貿易を謳歌しているわけです。 連携する相手は数多いるんですよ。 なんでそんな中、わざわざ「韓日協力は必須!」とか言っている話につきあわなけりゃならんのかっていう話です。 「韓国が中国側に取りこまれたら困るだろ?」みたいな話をすることもあるんですが、まあそうなったらそうでしょうがないんじゃないですかね。 もう日韓併合とかご勘弁くださいな。失敗だったのは分かっているんだから。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 イ・ジェミョン大統領、意外と反日でも反米でもなかった? ……実はそこには大きな理由がありました 」となっています。 また、楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…