国情資院の火災で「延命医療中断誓約書」数千件も消失(聯合ニュース・朝鮮語) 9月26日に発生した国家情報資源管理院(国情資院)の火災により、約1週間作成された事前延命医療意向書も消失したことが確認された。 21日、保健福祉部によると、国情資院大田本院火災直前の9月21日から26日までの6日間に作成された事前延命医療意向書が消失した。 事前延命医療意向書は、自分の臨終に備えて延命医療とホスピスに対する意向をあらかじめ作成しておく文書で、臨終の過程にあるという医学的判断を受けた場合、延命医療を施行しないか、中断するという内容が盛り込まれる。 病院と国民健康保険公団支社、保健所、福祉センターなど指定された登録機関に個人が訪問して意向書を作成した後、延命医療情報処理システムのデータベースに保管してこそ法的効力が認められる。 福祉部関係者は「登録機関で作成された事前延命医療意向書がその日その日にすぐ登録されるが、データバックアップは一週間単位で行われるため、火災前に作成された意向書が消失した」とし「個別登録機関などを通じて再作成案内をしている」と説明した。 国立延命医療管理機関も公示を通じて、この期間に事前延命医療意向書を作成した人は作成機関や国立延命医療管理機関に問い合わせて登録可否を確認して再作成してほしいと案内した。 ただ、記録そのものが残っていないため、作成者が誰なのかも分からず、個人案内は容易ではない状況だ。 消失した意向書が何件なのかも正確にできない。 (引用ここまで・太字引用者) えーっと。 先月26日に国家情報資源管理院で火災が起きまして。 韓国の行政システムはほぼすべてが停止しました。 掛け値なしに「すべてのシステム」が停止しました。 動作しているシステムが停止した際に自動的に立ち上がる、いわゆる「アクティブ・アクティブ」式のバックアップシステムもなし。 止まったら手作業で立ち上げるタイプの「アクティブ・パッシブ」でバックアップしているシステムもなし。 残っているのはデータだけ。 手作業でシステム回復を行っている最中です。 この1ヶ月でようやく全体の2/3ほどのサービスを再開したに過ぎません。 で、そのデータもひどいもので。 国家公務員の作業用ストレージはバックアップがなかったので800TBを超えるデータが焼失。 いくつかのデータは月末の月イチバックアップなので26日分のデータが焼失。 週イチのバックアップは土曜日に行われていたので21〜26日のデータが焼失。 で、今度は保健福祉部のサーバに保管されていた「延命治療中断誓約書」が焼失していたことが判明。 「延命治療が必要になった際にはそうしないでください」って誓約するための書類ですね。 週イチバックアップだったために「21〜26日分のデータそのものがない」「誰のデータがなくなったかも分からない」のだそうで。 推定で約8000人分のデータが焼失。 っていうか、この1ヶ月の間に延命治療を断っているのに「延命治療でどうにかなるかも」ってやられている人もいるってことか。 ……ディストピア映画みたいですね。 延命治療が必要になるかどうかって人は意識レベルも低下しているでしょうし、そこから1ヶ月が経過していることを考えたらなおのこと。 「そんな状態に陥った場合には生きていたくない」って思っていた人も生きながらえさせているかもしれない。 はー、やだやだ。 こんなていどの国が「我々韓国ははデジタル行政トップの国!」「日本はファックスをいまだに使っているが、韓国はすべてがオンラインで完結している」って自慢していたんですよ。 笑えますね。 いや、笑えないけど。 バックアップはしておこうね……。 キオクシア KIOXIA SSD 外付け 1TB USB3.2 Gen2 最大読出速度 1,050MB/秒 【 Type-C搭載iPhone / PS5 / PS4 動作確認済み 】 国産3次元フラッシュメモリ搭載 耐衝撃 アルミ筐体 ハードウェア暗号化 パスワード保護 EXCERIA PLUS G2 ポータブル SSD-PKP1.0U3G2BNキオクシア(KIOXIA) note.comで楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 中味は長編記事。最新の記事は「 やはりアメリカから軽視されていた韓国・検証編 」となっています。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…