8か月無敗のホームで金星献上…キプロス勢に敗れたクリスタル・パレス指揮官「謙虚でいるためには必要だったのかも」クリスタル・パレスの要塞が8か月ぶりに陥落した。23日のUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)でAEKラルナカ(キプロス)に0-1で敗れ、ホームの公式戦で敗れるのは2月以来となった。 この試合は立ち上がりからC・パレスが攻め込む展開になったが、決定力を欠いて0-0で前半を終了した。後半もC・パレスがチャンスを作るもことごとく枠外にシュートが飛ぶと、後半6分に最終ラインでのミスから失点。追いかける展開になって攻勢を強めてからも再三の決定機を決められず、完封負けとなった。『スカイ・スポーツ』や『BBC』によるとオリバー・グラスナー監督は試合後、「今日に限らずこれまでの試合でもそうだが、勝つためのチャンスは十分にあった。4回か5回は決定機があったと思うが決められず、1回のミスでこのような試合を落とした。ここから学んで前を向かなければいけない」と悔しさを示したようだ。 その上で指揮官は「プレミアリーグ勢はECLを優勝すると必ず言われる」とコメント。欧州カップ戦の第3層大会にあたるECLでは、最高峰リーグのプレミアリーグ所属クラブには優勝して当たり前という雰囲気があることに言及し、自身の見解を述べた。「謙虚でなければいけない。初出場のチームが優勝できるかはわからないが、私はそうではないと思う。この試合で我々、選手たちは学ぶだろう。残念で苛立ちもある夜だが、謙虚でいるためには必要だったのかもしれない」 そのようにECLの難しさを述べた指揮官は「もちろん負けたくなかったし、こうした経験を望んでいるわけでもない」と強調。続けて「それでもこの試合は人生の一部であり、サッカーの一部であり、我々にとって問題にはならない。結束するときだ」と話し、次の試合へ切り替えていく姿勢を示した。 DFマーク・グエヒも試合後、「相手がどこかに関係なく、このような欧州での戦いは難しいものだ。それを学び理解する良い機会になった」と述べて前を向いている。【WOWOW】UEFAチャンピオンズリーグ・ヨーロッパリーグ ★10…