警察庁によると、日本の運転免許証を保有する外国人は、昨年末時点で過去最多の約125万人。10日に開かれた都道府県警の交通部長会議で、楠芳伸長官は外国人運転者による交通事故の増加などを受け、「交通ルールはもちろんのこと、交通マナーについても理解が深まるよう、交通安全教育や広報啓発の充実、強化を図ってほしい」と述べた。 昨年の交通事故で外国人運転者を国籍別に見ると、中国1697件、韓国・朝鮮1227件、ブラジル1065件の順に多かった。運転者の9割は日本の免許証を持っていたが、「無免許等」3.6%や「国際免許」3.1%もあった。…