460: 名無し▼副 25/10/10(金) 10:15:53【野球】なぜ?DeNAが批判覚悟で横浜スタジアムのCSビジター席移転 SNSで賛否も360度青一色に踏み切った背景 /インサイド/デイリースポーツ online #DailySports— デイリースポーツ (@Daily_Online) October 10, 2025 2位確保へ巨人とデッドヒートを繰り広げていた9月中旬、球団はCS本拠地開催の要項として座席図を発表した。その内容にSNSには賛否が渦巻き、「ビジターファンへのリスペクトがないのでは」などと、ベイ党からも戸惑いの声が寄せられた。 各球団のビジター席の取り扱いを見ると、阪神が甲子園球場の左翼席上段のわずか2ブロックであったり、広島がマツダスタジアムの三塁側上部に独立したビジターパフォーマンス席を設置するなどしており、今回のようなケースは決して珍しいものではない。DeNAとしては初の試みだけに、ハレーションが大きかったのだろう。 今回の企画を担当した球団チケット部は、こう話す。「職員の間でも、反対意見が結構ありました。ビジターファンの方たちからの反発を招いてしまうと」。内部でも懸念する声はあったが、協議を重ね、批判を覚悟で敢行することを決断。叶えたい景色があったからだ。スタンドの360度がベイスターズブルー一色に染まるハマスタ。その“夢”を実現するために、舵を切った。 実は、この座席配分プランは、今年春頃から温め続けてきた。「我々が選手の背中を押し、チームが勝てる環境を作るため、どうしたら良いか。その中で360度、ベイスターズファンで埋めたい。そんな案が出てきました」(チケット部担当者)。今季、営業部門を受け持つ事業部サイドが、球場の空間づくりとして力を入れたのは「ファン比率」「声援量」「試合開始時の来場率」。試合開始直後から、ホームファンの絶対数と声のボリュームこそが勝利を後押しすると信じ、力を注いできた。 また、選手にアンケートを採り、何に鼓舞されるかを問うと、特に前者2点が勝利に結びつくという意見が多かった。こうした経緯もあり「我々がやることは、勝つために、圧倒的なホームアドバンテージをつくること。それが何よりも最優先」と決意。「負けられない戦いで、地の利を生かしたい。ファーストSは上位チームの1勝のアドバンテージもないのでホームでできることだけがアドバンテージ。そこの最大化にこだわろうと」。“青一色”に染めることに振り切ると決めた。 一方で、ウィング席に限定されるビジター席だが、レギュラーシーズンにおけるエリアより、席数は多く確保しているという。シーズンのビジター席は約900席だが、ウィング席は約200席多いおよそ1100席。リスペクトは忘れてはいない。 チケットの申し込みは、本拠地開催した3年前と比べても大きく数字を伸ばしたという。CS当日は、五回裏終了時に一斉にカラーボードを掲げ、360度で人文字を作るイベントを行うなど、壮観さを生かしたさまざまな演出を企画。担当者は「全方向から圧倒的なパワーを与えたい。選手たちを勇気づけられる景色と声援量をいただけるんじゃないかなと思う」と意気込んでいる。…